しかし昨夜は大変だった。香住は全然なのに、村岡に向かうにつれて雪がスゴい。猛吹雪。世界が一変した感じだ。怖がるカミさんにムチを入れ、ようやく豪雪の日高・奥神鍋に到着。ペンション・ムーンサイド。この度の新居をお願いしている設計士さんが手がけた所。木造の味わいと「ムーンサイド」の名の如くガラス張りの開放感が素晴らしい。夕食はカニかお肉のチョイス。当然「但馬牛」。スキヤキ。大正解でしょ。この見事な霜降りっ(!)。明けて朝。新車も雪に埋もれちまいました。しかし天候はピーカンのスキー日和。久々だーっ。ウェアの袖に付いていた古いリフト券は11年の万座のもの。実に6年ぶり、、、。と言うことは、今回ようやく陽の目を見る、値札が付いたまま新品のスキー板と靴は、実に5年間使う機会がなかったということか、、、。カミさんをロッジに待たせ、5本もすべったらヒザが大笑い(笑)。
「ペンション・ムーンサイド」。この内容で驚くお値打ち価格。近くにまたお気に入りの別世界みーっけ。
「ムーンサイド」のHPへ
横浜時代のお店をご存じの方には懐かしく思い出して頂けると思う。「アトリエ」の一時代を看板娘としてがんばってくれた真希ちゃんが遥々スウェーデンからやって来た。3週間のバカンスで一時帰国。そう、昔から「国際的」だった彼女は今スウェーデンにいる。彼女がアトリエに来たのが18〜9歳の時だから、ある意味「娘」のように青春時代の成長を見てきた。英語をマスターしたいとガンバって、一時期はアメリカに行きそして北欧に、、、。英語もスウェ語もすっかり拾得しても天然の大ボケぶりは健在。日本海の荒波をみて「うぁーっTSUNAMIだーっ」とマジに怖がったり「海って凍らないの?」と真剣に訊く、、まさに「まきのじ節」炸裂っ。でも、ナマリ色の空や雪に動じないのは、スウェーデンの気候に慣れてるからだが、帰ったら連日マイナス20度の日々が待っているらしい。
スウェーデンという国は結婚しなくても「同棲」で夫婦の権利やビザが認められるらしいが、フィアンセとちゃんと結婚して、カタチ通りの幸せをつかんで欲しい。
でも、よく来てくれたよ。
そんなスゴい場所なのに、町の人も町の行政もイマイチそのスゴさをよくわかっていないのが残念だ。
「大乗寺」ホームページへ(デジタルミュージアムは必見!)
イタリアンではまず「アーリオオーリオ」を上手に作ることが基本。アーリオがにんにく、オーリオはオイル。つまりガーリックオイル。にんにくをオリーブ油で焦がさずに低温でじっくり炒めてつくる。これに鷹の爪をいれたら「アーリオオーリオペヘロンチーノ」国産のにんにくはこの時の香りのたち方が抜群。安い中国産とは雲泥の差。値段をケチるべき素材ではない。
アーリオオーリオを失敗せずに作るコツは、火を付ける前にフライパンにオリーブ油とにんにくを入れること。にんにくはすぐに焦げてしまうほどデリケートだし、高熱だとせっかくの成分が損なわれてしまう。佐平治の蔵ではにんにくは1〜2mmにスライスして使うが、必要な香りの度合いによって、スリおろす、みじん切り、薄いスライス、厚いスライス、ハーフカット、潰すだけ、と加工形状を段階分けする。低温の状態から弱火〜中火で焦らずじっくり、、、。ジビジビと泡が出て、にんにくの色がほんのり小麦色になったらそろそろOK。にんにくをチップにするならもう少し、、、。コレさえできればパスタでよし、肉を焼くにもよし、トマトでソースを作るもよし、、、。にんにくはやはり国産です。
知り合いに「スカイプ」を紹介してもらって早速無料ダウンロードしてみた。これは便利っ。インターネットでオンラインしていれば特定の相手を容易に呼びだして電話感覚で話すことができるし、複数の仲間と同時に話せるのも便利だ。音質がいいのとセキュリティが万全なのが素晴らしいし、各種OSに対応しているのも嬉しい。家の電話の必要性はだんだん薄れてくる感じだね。
「Skype」の日本語サイトへ
最近では街のあちこち(もちろん都会中心の話)に「Hot
Spot」と称する無線LANスポットが出来、外出しても、家のLANにつなぐのと同じで、自分のパソコンを簡単にネットにつなぐことが出来る。駅や観光スポット、ファストフード店、ファミレス、ホテルなどなどその数はどんどん増えているらしい。2月に横浜に行くが、その際、そういうスポットを利用して、現地にて日記をアップしてみたい。
今日は大阪、、、。お正月代休第2弾。というワケで佐平治の蔵は臨時休業。歯科医のTちゃんのお誘いで、彼オススメの「串揚げ屋」へ、、、。以前から行きたい行きたいと熱望していたお店だけにワックワクである。
実は、既に大阪である。ホテルの部屋にはインターネット回線がちゃんと引いてあり、LANケーブルでアクセス可能(無料)。早速、それを利用してアップしてみました。いいね、、、。串揚げ屋の報告はまた明日。
次々出される串揚げはまさに百花繚乱、、、。揚げる温度とタイミングが絶妙で、どんどんイケる。揚げ物に目がない者にとってまさに天国の時間。そして、シャンパンに始まり、ワイン、、、。この店は実は「ワインと串揚げ」の取り合わせがウリ。ちょっとリクエストをしただけで出てきましたよ素晴らしいワインが、、、。ピノ・ノワールという葡萄品種のリクエストにソムリエ中山氏が出してくれたのは「1962年」の「モレ・サンドニ」これが兎にも角にも絶品だった。時間が経つごとに広がる濃厚なジャム臭、ピノなのに深〜くて複雑。62年って、ボクらと同世代っ。いやいや恐れ入りました。その後に出た「66年サンテミリオン」も素晴らしいのに霞んでしまった。
調子に乗ってシャンパン含め4本も頂いちゃってソウロウ。至福の夕食でゴザッた。
、、、、以上、大阪よりお送り致しました。
話を元に戻し、、、。ボクがアップル社の大好きなところは、常にユーザーをワクワクさせようとひと工夫する姿勢。それは初めて箱を開けるところから始まる。「何が出て来るんだろう」とドキドキワクワクさせて、「やあ、こんにちは、ヨロシクね」と答えてくれる感じ、、、。その瞬間からユーザーの心をガッチリつかんで「あんたの友達だよ」と存在感を表す。日本のメーカーにはまだそんな「遊び心」は無い。四角四面の箱、分厚い取り説、カタカナと横文字の嵐、その時点で既に一般人を寄せ付けない「何か」をまき散らしてしまう。ボクは未だに「マック」をコンピュータだと思ったことは無い。ウィンドウズ機はコンピュータだが「マック」は「親友」であり「相棒」という感覚。
また一つ「小さい相棒」追加。
被災地の復興は気がかりではあるが、テレビの取材で「オレたち家族を助けてくれぇ〜」と子連れで叫び続け、全国から個人宛に義援金を集めてベンツを買ったヤツがいるとかいないとか、、、。それも自分のHPに銀行の口座番号を載せて、、(呆)。神戸だって復興事業と称して、莫大な税金を投じた全くムダな公共事業の数々が大問題になっている。救われるべき人が救われぬ、でいいのかよ、、、。
神戸の震災から10年。教訓もあるが、そろそろ他人の記憶も薄れる。進藤センセイに「ガツン」と目を覚まさせてもらおう。
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