2005/ 1/30
新譜
amazon.co.jpでジャズのCDを漁った。ジェシー・ヴァン・ルーラー。こりゃまた凄いギタリストだ。ジャズは何もアメリカだけのものじゃなく、日本人でだってやってるしヨーロッパのアーティストも多い。この人はオランダ人。23歳でコンテストに優勝して、注目され始めたのが7年前と言うのだから、知らなかったのが恥ずかしい。アルバム「Live at Murphy's Law」は文字通りオランダのハーグにある「マーフィーズロウ」というジャズクラブでのライブ録音(2004年7月7.8日)。その店は相当小さい店らしく、演奏中の彼に、酔っぱらい客の肩が触れるという普通じゃ考えられないハプニングもあったそうだ。まあ、店の名前が「マーフィーの法則」だからそれもアリ、と言うことらしい。
演奏が凄い。のっけから超ゴキゲンで、一気に引き込まれた。そして録音ももの凄く素晴らしい。オーディオファイルとしても名盤だ。ノーマークだったこの7年を彼に詫びるべく、リリースアルバム数枚をさっそくamazon.co.jpに注文。
ジャズは骨董品的「名盤」もいいけど、現役のスゴいアーティストに出会う方がゾクゾク。
(PS)
アール・クルーの「Late Night Guitar」はフュージョン系、往年の名盤。真夜中のギター。お休み前にどーぞ、って感じ。
2005/ 1/31
ヘッドスパ
「ヘッドスパ」体験。ヘッドスパとは直訳すると「頭の温浴」。カミさんが新しい店で導入する美容器具を展示会で無料体験した。髪をトリートメントして頭皮も薬剤で洗浄してもらったあと、キャップをかぶって「スパミスト」と呼ばれる、蒸気よりもっと細かい、水の分子を霧状に飛ばすというスゴい新兵器で頭全体を温浴する。煙のように見えているのが水の分子が霧状になったもの。手で触ってもフワフワしていて、それだけで気持ちがいい。頭全体にそれをあててもらうと、老廃物がきっちり洗い流され、地肌は血行がよくなってぽっかぽか。ちょー気持ちいーっ。ホンの十数分のことだがすんごく癒された感じ。発毛、育毛にも効果アリ?(笑)
短時間でも日常を離れて、癒されて、美しくなれる空間、そんな美容室が少しずつ見えて来た。
2005/ 2/ 1
来たーぁっ!
寒波到来。ついにドカ雪が来た。それも一気に、、、。一晩で3〜40センチは積もっただろうか、、、。雪は掻いても掻いても降り積もる。テレビで新潟の被災地の大雪の様子も流れていたが、大変だぁ。
銀世界とよく言うが、水墨画の世界。写真のように近くの山、浜はまるで粉をまぶしたような絶景。佐平治の蔵もすっかり埋まった感じ。しかしまだまだ雪は間断なく降り続いている。今夜もさらに積雪が増しそうだ。
さあ、店を掘り出して開店準備。でも、こんな日にお客さん来てくれるのかなぁ。ありがたいけど、無理はしないで、、、。
2005/ 2/ 2
新メニュー誕生!
昨夜は雪が降り止まず、道はあっという間に埋まり、店の入り口の通路部分はもちろん、中のガラスの扉にまで雪が吹き込み積もった。来店して頂いた数名のお客様にはただただ感謝。夜が更けるにつれて豪雪はさらに猛威を振るって来たようだ。不本意ながら12時に閉店。
こんな時だから、ヒマに任せて新メニューの発想が、、、ってな具合で、試作。そして試食。誕生しましたよ新パスタメニュー。
「お茶漬けパスタ」それも「梅」「明太子」「納豆」の3種類!。スープパスタのスタイルなんだけど、日本人なんだしスープと言うより断然「お茶漬け」。お酒を飲んだ後にでも、ささーっと掻き込みたい感じ。麺の量は他のパスタメニューと同量なので食事としてももちろんOK。ウ、ウ、ウマいっ、んですこれが、、、(笑)。
まあ、自画自賛はほどほどに致しまして、皆様、ぜひぜひお試しを、、、。海苔は別付けに致しますのでお好みでおかけ下さい。
朝起きたら、外はきっとどえらいことになってそう、、、。早々と日記も書いたし、今夜はもう寝ます。朝から雪掻きだーっ。
2005/ 2/ 3
雪、また雪、、、
雪、また雪で、雪掻きの疲れはピークに達した。起きたら身体中音をたててギシギシいっている。人力で必死コイて血管キレそうなくらいがんばって掻いたのに、その後でブルトーザーが来てガーッとやって、一瞬にしてものの見事にスッキリさせちゃってくれちゃう現実を見ると「おいおいマジかよ〜っ」と虚しさも込み上げてくるが、それが大雪の現実だ。日に日に雪は水分を含み、凍っては解け凍っては解けその上にまた積もり、、、と短期間ではあるが歴史を重ね、その存在感を増す。早いウチに叩いておきたい。
店の雪化粧もオツなものだ。雪掻き後のビールは最高!ぜひ佐平治の蔵でやらかして下さいな。とカラ元気に営業トーク。ビール飲んで、外の雪見ながら焼酎飲んで、ピザ食って、お茶漬けパスタでシメて、今夜も最高ーっ!ってなコトで、、、皆さん今夜も待ってまーす。
店主独りカラ元気のハイテンション、、、もう笑うしかない雪また雪、、、。「オニはソトでフクはウチに、、、。」
2005/ 2/ 4
やはり道具だね
今回、駐車場の雪はずーっとそのままにしていた。昨年、一昨年とも掻いては降られ掻いては降られの連続だったので、同じテツは踏むまいぞと様子を伺っていた。昨夜はお客さんに「駐車場に入れんぞ」とお叱りも受け、今日こそはと30センチはある雪を掻き始めた。まだここはすぐ前に水路があるのでそこに捨てられるが、捨てるところがない場所だと辛い。プラスチックの変形スコップで掬っては水路に投げ掬っては投げの繰り返し。すると近くの工務店のT君が通りかかって「やってあげる」と、即ブルトーザーで登場。ものの数分で見事この状態に、、、。やはり「道具」だね。急いで倉庫に飛び込み「焼酎」一本つかんでお礼。「おおきに、助かった〜っ」。ギャラが焼酎じゃ足りないよね。ありがとうございました。
とにかく「道具」に尽きる。来年こそ小型除雪機を買うぞーっ。
2005/ 2/ 5
パルメザン?
日本で「粉チーズ」と言えば「パルメザンチーズ」だが、これには数々の誤りがある。ハードタイプ(堅い固まり状)のチーズを擦って粉状にすれば、どれも粉チーズになるのであって、喫茶店のテーブルの緑の筒「パルメザン」が圧倒的に有名だと言うに過ぎない。まず、もともとはイタリアのパルマ県とレッジョ・エミリア県で作られるチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」が正式名。、パルミジャーノの英語読みが「パルメザン」で、日本にはまずアメリカから入って来たから「パルメザン」。しかしこれは実はイタリア製ではなく、最近ではニュージーランド産のチーズを原料としたものが多い。本物のパルミジャーノ・レッジャーノを粉にしたものと、この「パルメザン」の決定的な違いが「香り」。本物は乳臭くない。これは酵母などのレシピが違うからで、ニュージーランド産はチェダー系のチーズを使うから「乳臭く」なる。当然のことながら本物が一番。味もコクが深く、粉にして料理に使うのはもちろん、固まりを食べやすい大きさに刻むと最高のおつまみ。この2つの県が作る「パルミジャーノ・レッジャーノ協会」の認定をうけた物だけが本物で、チーズの周りに「刻印」があるのが証。一つの固まりが約40キロ。ウチではその1/40の1キロカットを買っている。
でも、省略名「パルメザン」では、パルマの人はいいが、レッジョ・エミリアの人は気の毒だ。まあ、携帯電話は「ケータイ」だし、ピアノの本名が「ピアノ・フォルテ」だって知っている人も少ないもんな、、、。例えがちょっと違うってか?。。。。
2005/ 2/ 6
N・G
大雪の後遺症?、ニッパチの2月?、、、今夜はついに入口の扉が開くことはなかった。恥ずかしながら、佐平治の蔵の歴史上、3度目のNoGuest。なかなか「あきない」はままならぬものだ。
最近購読を始めた業界誌。その中の連載記事を興味深く読む。「覆面調査員が斬る!」
話題のお店に、見ず知らずの調査員が普通のお客として訪れ、店の雰囲気、お料理・ドリンクの内容や質、接客の良し悪し、クレンリネスの意識、実態などをこっそり抜き打ちで採点してレポートするという企画。それは店側の依頼の場合もあり、不振に悩む経営者がスタッフに内緒で、というケースが多いようだ。
アメリカでは「ミステリーショッパーズ」というこの手のリサーチがビジネスとして確立している。チェーン店をはじめ、業績不振なお店も繁盛店も多くが依頼し、第三者的視点のアドバイスを仰ぎ、経営戦略につなげている。
「手を挙げる前にオーダーを取りに来たか」「スタッフに共通の商品知識があるか」などなど、なかなか厳しいチェック項目が並んでいる。ウチもがんばらねば、、、。
2005/ 2/ 7
DVDに焼く
既に2年近くの時間が流れてしまったが、横浜で仲間が開いてくれた「結婚披露パーティ」の映像を、やっとDVDに焼いた。まあ他人に配って見せびらかすものでもないので、テープで見た後はそのままにしてあった。映像の編集は、マックに無料で付いて来る「iMovie」を使えばホント、チョチョイのチョイ。ボツの場面の削除も一瞬だし、場面場面のつなぎも「本格的」な効果の数々をチョイス。テロップも好みのフォントで思いのまま。ダメなら何度でもプレビューを見てやり直しOK。BGMの挿入も自在。だれでもすぐに「映画監督」。出来上がった「作品」はボタン一つでDVDに、、、。
今でこそDVDに焼くのが当たり前になったが、当時(といっても1年と数ヶ月前だが)は、DVD−R付きのパソコンもDVDレコーダーもそれ程は普及していなかった。たったこのくらいの時間差でも、機器の進化とローコスト化は凄まじい。
改めて、新婚の我々の姿を見ると恥ずかしいやらなにやらだが、集まってくれた皆さんには感謝の気持ちが込み上げる。その節は本当にありがとうございました。元気ですか?
元気があけば何でもデキる。イーチ、ニーィ、サーン、ダーァッ。
2005/ 2/ 8
一週前は、、、
今日の昼間は、まるで「春」だった。頬を撫でる風も、匂いも春の到来を感じさせるに余りある。つい一週前はこの写真のような状態で、先週は日記を見ても明らかなように、雪一色だった。週末には雪はすっかり姿を消し、この陽気である。このまま春になってしまうワケはなかろうが、全体的には暖かい冬。既に気持ちは春へと弾んでいる。
今週末また寒波到来、と天気予報は言う。
また雪を見て、冬にリセットされては春へ歩む、、、。
ボクはこの時期が、実は一番大好きだ。


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