2005/ 2/ 9
町長室
この4月に村岡町、美方町と合併して「香美町」になる事は既に書いた。そして新しい新庁舎を巨額の血税で建てることも書いた。それを建てる場所の決定の仕方が非常に不透明なことも以前触れた。建設予定地は現在田んぼではあるが、昔から「泥田」で雨が降るとそこら辺りに水がしみ出して「遊水池」としての役割を果たしている場所だ。その周辺に新しい道路が造られ、大きなショッピングモールが出来、住宅もどんどん増えている。昔なかったものがどんどん出来ると、今までその辺りでうまく解消されていた雨水の流れに大いに影響が出る。事実、昨秋の台風ではついに被害も出た。新しい物をどんどん建てるだけで、治水に関する知識や対策に無頓着な現状では、周辺の住民の皆さんの不安が増すのは当然だ。新庁舎はそんなことを何も考えずにその場所に決めたのだから、、、。
そんな状況に危機感を感じた人間が発起人になり、署名を集めた。ボクも発起人に加えてもらっている。今日、集めた署名を持って町長に会った。応対する町長の笑顔に、何でかこの人の「限界」を感じた。大きな被害が出ても「大変ですなぁ」と笑ってそうでコワい。
2005/ 2/10
ファンタジスタ
昨日のW杯予選「日本×北朝鮮」ご覧になった方も多いと思う。テレビの視聴率も50%に近かったらしい。
開始早々に得点したが、後半、猛反撃を受け同点に、、、。日本が押し気味ではあったが、決定打が出ず、ようやくロスタイムに勝ち越し、勝利となった。仕事しながらこっそりと、、いやいや、ヒマだったのでむしろ「キッチリ」観戦した。
印象に残ったのは後半、同点にされてから投入された中村俊輔。一つのプレー、一本のパスで局面を変えてしまうことが出来る存在が「ファンタジスタ」。インスピレーションに裏打ちされた創造力とテクニック。それにふさわしい存在感で、彼が入った途端アレックスが急に輝きを増し、自陣での圧倒的なボール支配を生み出した。それが最後に投入されたFWの選手の得点につながったのだと思う。
そんなにマニアではないが、サッカーの試合を見るたびに「感じ入り」「発見」することは多い。観客にも新たなインスピレーションを感じさせてくれる「ファンタジスタ」。サッカーには、その「瞬間」を探す楽しみを感じている。
2005/ 2/11
凹んだら、、、
最近、右目のケイレンは止まらないし、腹具合もイマイチだし、店もヒマで、気分もスキッとせず、自分自身イケてない気がする。元気が不足している時はコレしかない。
マーラーの「交響曲第3番」、第6楽章を聴く。グスタフ・マーラー(1860〜1911)の名はたびたび日記にも登場するが、ウィーンで活躍した指揮者であり作曲家。ユダヤ人であり、先日紹介したバーンスタインなどユダヤ系の音楽家に大きな影響を与えた。交響曲は10曲あり(第10番は未完)、合唱を加えたりする大がかりな交響曲も多い。この第3番も1時間半を超える大曲で、アルトの独唱と子供のコーラスが入る。避暑地で書かれたので「夏の交響曲」と呼ばれることもあるが、この命名はピンと来ない。全部で6楽章あるが、バラバラで作った曲の寄せ集めで全体を通しての主張に欠けるとの評価もあるが、終楽章は秀逸。美しい旋律が織りなす心地よい盛り上がりが感動的で、マーラー特有の難解な響きは出て来ないので、知らない人にもぜひオススメ。今日は、アバド指揮ベルリンフィルのライブ盤を聴く。数年前、このコンビで同じ曲を横浜で聴いた。半年も前からチケットを取って、、、。
くーぅっ、最高〜っ。気分転換は、OK?。
2005/ 2/12
新旧Mac、交代?
佐平治の蔵には「iMac」がある。このスタイルのiMacは爆発的に売れて一世を風靡した。最終バージョンを中古で見つけて設置。開店以来、皆さんに自由にインターネットを楽しんでもらっている。
でも「マックかあ、、難しいよな」「マックは知らないから使えない」「何で今時マックなん?」と、おおむね不評だ。よくもまあ皆さん、これだけ「ウィンドウズ病」に感染し、洗脳され管理され切っているかを呆れるばかりだが、いまさら「マックはいいよ」「ホントは使い易いんだよ」「画面がキレイだよ」とマックのアドバンテージを述べる気もない。インターネットが主流になり既にOS云々の時代は終わったと思う。ウィンドウズもマックも使うのは同じ「Internet Explorer」だし、操作も同じ。マウスがワンボタンかツーボタンかも、最近のマウスはボタンを好みの操作にカスタマイズできるので大した問題じゃない。
16.5cm×16.5cm×5cm、弁当箱のようなコンピュータ「Mac Mini」がようやく届いた。1月の末に新発売された本体のみの廉価版モデル。ちょっと問題があり「iMac」と「Mac Mini」との交代はもう少し先になりそうだが、乞うご期待!
2005/ 2/13
辛ラーメン
インスタントラーメンの話になると、皆さんそれぞれに「こだわり」「お気に入り」「自分流」がしっかりあって、なかなか白熱したトークになる。日清派は「チキンラーメン」「出前一丁」エースコックは「ワンタンメン」サッポロ一番は「塩ラーメン」「みそラーメン」明星は「チャルメラ」ハウスは「好っきやねん」と各社定番のヒット作にはそれぞれファンがいる。ボク的には子供の頃によく食べた、日清の「和風チキン」が忘れられないのだが、とっくの昔に終売(涙)。
作るときに麺を茹でるお湯とスープのお湯を別々にする、とか、オプションで加える物が野菜だったり玉子だったり、何も要らない、だったり皆さん「たかがインスタント」でも「されど、、、」で意識が異様に高い。街のラーメン屋が厳しい評価にさらされるのも当然だ。
韓国の「辛ラーメン」。食べたことがない方は是非一度召し上がってもらいたい。香住で手に入るかどうかは知らないが、何事も「韓流」なので入手が困難ってことはないハズ(笑)。コレのいいところは、お湯に麺と付属の乾燥野菜、スープの粉を全部一度にいれて煮込むところ。日本のものは、スープのタイミングを含めアレンジのタイミングが難しいが「煮込みOK」なので、野菜や玉子を加えたりするアレンジが「とっても」有効。でも、マジ辛いっス。きっと、ヨン様も食べてる?かも、ね、、、。
2005/ 2/14
旭ポンズ
「旭ポンズ」をもらった。大阪で知る人ぞ知るポン酢らしい。当然京阪神でしか出回っていないし売っているところも限られているので「知る人ぞ知る」となる。作っているのは大阪・八尾の「旭食品」。徳島産のゆず、スダチ、ゆこうの天然果汁液に、カツオ節(サバ節)、利尻昆布、干し椎茸でとったダシを加え丹念に作るので生産量も少ない。かといって高価なワケではない。大阪周辺にはこういう物が多く、ホントに美味しくてしかも安価がポイント。「高ぉうて美味しいのは当たり前、安うてウマいもんでないとあきまへん、、、」こういうグルメな消費者感覚は大阪人に勝るものはない。
せっかくのポン酢。とりあえず豚シャブで、、、。敬意をはらい鹿児島「黒豚」と奢ってみました。(まあ、豚だから牛の比ではない、ささやかな投資)
「完全味つけ・喰べてびっくり旭ポンズ」のラベルコピーに違わない。ウマいそ゜ウマいぞぉ、、、。しっかりした味で、何にでもかけたくなる。ホント、びっくりだわ。今後コイツは欠かせない。次回も鍋だな、、、。
こんな時代だからネット通販で手に入りそう。
マニアの
「旭ポンズ友の会」のHPも一応(笑)参考に、、、。
2005/ 2/15
D.I.Y
佐平治の蔵の食事メニューはご存じのように、可動式「黒板」メニュー。皆様のお席までガラガラと移動してご覧頂くようにしている。既にこれがウチのスタイルとなってしまったが、難点の一つは、暗い居場所ではよく見えないところ。小さいランプをつけて少し解消はしているが、不十分なことは意識していた。出来合いでちょうどいい照明器具がないので、いつか「自作」せねばと部品になりそうなものを物色。電池式の携帯用蛍光灯のランタンをすこし改良すれば使えそうだ。早速試作。そして、実際に取り付けてみた。
なかなかいいじゃなぁ〜い。でも、さっさと紙のメニュー作れってことですから〜っ。(残念っ!)
とりあえずは現状打開。(斬りっ!)
2005/ 2/16
ホームポジション
いろいろな音楽をいっぱい聴いても、どこかでポヤっとビートルズが流れるのを聴くと、ホッとするところがあって、何か「ホームポジション」だなぁ、としみじみ感じてしまう。
今日、お客さんに「ビートルズとか流さんの?」と言われて、思い出した。そういえば、ビートルズのDVD買ってたよなぁ、、、。急いで探したら、ありましたよ、これこれ「ビートルズ・アンソロジー」DVD5枚組。予約までして買ったハズなのに、買ったまま未開封、、、。実に反省、、、。いけませんな、こんなことじゃ。
早速上映、、、。後年、ジョンが亡くなった後、ジョージやリンゴ、ポールももちろん、ドラッグのことや再結成のことを赤裸々に語っている映像なんかは生々しい。ポールがあとの2人を前に「ショーンやジュリアンを入れて再結成?無理だよ。でもこれはある意味再結成だよね」と紹介した最新作?「フリー・アズ・バード」のプロモに、予定調和的な面白味の無さを感じるのも仕方ない。ジョン抜きのビートルズはあり得ない。そして、今ではジョージもいない。
「アクロス・ザ・ユニバース」の映像に皆さん「音は出ないの?」とブーイング。ウチに来てくれる世代にはやっぱ「ホームポジション」なんだね。この曲は最高だ。間違いなくボクのホームポジション。
2005/ 2/17
ダーツの旅
日本テレビ系・水曜19時、所さんの"笑ってコラえて!"「ダーツの旅」に我が香住町が登場。以前から撮影に来たことが話題になっていたがついに放送の日を迎えた。
町のあちこちで「第1町人」の「候補」が多数出現、、、。「○○さんが第1町人らしい」「いや△△さんだって」といろいろ噂は立ったが、結局大方の予想を裏切り、テレビ的に一番「おいしい」キャラのおばあちゃんが登場。一週間近く収録に来て映像を撮りためても、割り当て時間は5分程度。テレビ番組は所詮作り物。テレビ的に絵になり、ウケる素材が一番。編集でさらにそれなりにイジられるが、テレビの前の怠惰な視聴者を引きつけ無ければ番組は成り立たない。ボツにされたり、不本意に編集されることはテレビの常識であり、功罪半ばすところ。言葉は悪いが「ウソ」を「ホント」に見せるのがテレビの基本。過信は無用だ。
まあ「余部鉄橋」が出て「松葉がに」が出て、ウチのお客さんも「大いに」出て(笑)、めでたしめでたし。しっかし、どこまで行っても「カニ」しか素材がないのかね、この町は、、、。テレビ的に「冬場」「カニ」→「日本海」「香住」しかイジる部分がないよなぁ、ジッサイ、、、。
2005/ 2/18
旅のお供
ついに「iPod mini」登場。今回の旅のお供はコイツ。
旅と言っても、時間的には短時間の移動だが、非日常を味わうのに不足ない。


明日から数日、東京、横浜からアップします。
計画やスケジュールはあってないような「里帰り」。でも時間は限られているので、いつものようにめいっぱい欲張る?かな、、、。
今回は特に都内のバーを回ってみたい。
連絡出来ない方々、ごめんなさい。


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