2005/ 5/26
空撮
自分の家の屋根を真上から見る、なんて滅多に出来ることじゃない。建設中の現場の南側には、4階建ての役場の分庁舎がそびえ立っていて、以前からその屋上にテレビのアンテナを立てさせてもらっている関係で、配線やアンテナ調整のことを電気屋さんに説明するため今日その屋上に上がった。この辺りでは一番高い建物だから、そこからの眺めはとにかく絶景。旧旧香住町が一望出来る。間近を見下ろすと例の屋根が目に飛び込んだ。おー、なーるほど、、、という感じ。こんな所からの写真なんてこんなチャンスがなければ撮ることは出来ないよね。たまたまポケットにカメラを突っ込んでたからラッキー。とっさに3、4枚シャッターを切ったというワケだ。
今回テレビのアンテナに加えてFMのアンテナも立ててもらう。この高さならきっと「くらラジ」もOKだ。新しいNatifに「くらラジ」が流れる日がついにやって来る。
2005/ 5/27
Natifへの道 15
螺旋階段のステップの支えと手すり、手すりを支える手すり子が取り付けられた。ステップに沿ってアールの曲げ物の製作は、結構大仕事だっだようだ。何度も作り直し、満を持しての取り付け。何分割かにされて持ち込まれ、現場でつなぎ合わせて溶接。どうやら一発OKのようだ。後は仕上げに塗装されるのを待つだけだが、これに関しては一段落。大袈裟でなく、スッキリしたデザインを目指したが、これならイメージ通り。
決着していく部分が一つ一つ増えていくことでホッとするが、一難去ってまた一難。まだまだ道程は遠い、、、。これだけプロフェッショナルが揃っていても、見落としていたり、不都合に気付かない部分が出てくるのは、施主にとってはもどかしい限り。ここらで一発「喝っ!」だね。
2005/ 5/28
ディープインパクト
明日は、競馬の祭典「日本ダービー」。競馬に興味も無い人には、ウマの名前の奇妙さは「???」だと思う。3歳馬の3冠レースの初戦「皐月賞」を無敗で制した「ディープインパクト」という馬が、断然の1番人気だが、その皐月賞の2着は「シックスセンス」という馬だった。おいおい、映画のタイトル名で決まりかい?と思った。まあ、的中したからよかったが、毎回そういう語呂合わせというか、こじつけの「勝ち馬券のヒント」みたいなものばかり探している人もいて、それでたまに大穴を当てるんだから、念ずれば通ずかもしれない。まあ「映画のタイトルつながり」は2度は無いかも知れないが、よく探したらもう1頭いるぞぉ。1枠1番「ブレーヴハート」。そんな映画があったよね、メル・ギブソン主演の、、、。さらにこじつければ10番コスモオースチンは「オースチンパワーズ」だし、16番シルクトゥルーパー、トゥルーパーといえば「スターウォーズ」か、、、。武豊ディープ、、、は決まりとなれば、後はそんなお遊び心で行きますか?でも「競馬に絶対はありません」とは当の武豊のコメント。大本命馬が消えたら、そりぁホントにディープなインパクト。
マジメな読みは、2着馬の予想。本命馬に勝負を挑んで果てるヤツより、ハナっから「2着で御の字」の無欲馬探し。
2005/ 5/29
ミッシェル・ポルナレフ
この名前とこの顔を見て「懐かしーっ」と思わず言ってしまうあなたは、きっとボクらと同世代人。「くらラジ」のライブラリーには是非入れなきゃならないアーティストだが、CDレンタルにもなくて「ヤツは今どうなってるんだろう?生きてんのか?」と、最近の活動も消息も不明。タダでさえミステリアスな存在なのに、、、。CMかなんかで「シェリーに口づけ」が使われてるのを耳にしたりして「あぁ、あの世代だな」と、制作者の年齢を思う。それが流れの始まりなのか、最近ようやくCD「ベスト盤」が発売されたらしく、復活の兆し?豊岡のレコード屋さんで見つけて早速購入。くらラジでも近日中にオンエアされるはず。
余談だが、ボクがカミさんと出会った(?)1973年頃、それこそポルナレフはバリバリ全盛で、みんなレコードを持ち歩いては貸し借りしてハマっていた。あの頃は、とにかく今考えても名曲の宝庫で、「心の旅」「神田川」「あなた」、アグネス・チャンやフィンガー5、花の中3トリオ、麻丘めぐみに天地真理、、、と国内も凄い時代だった。
思い出は色あせても、あの頃の音楽は、懐かしさもあるけど、今聴いても充分新鮮さがあるね。
2005/ 5/30
アイアンワーク
何でも「出来合い」「既製品」ではなく「オリジナル」で行きたい、と思うのが基本だが、それにはたいてい「高くつく」という宿命とせめぎ合うことになる。既製の建売住宅ではなく注文設計。テナントではなく自身の屋敷。起点がすでに独自路線ではあるが、情報をつぶさに集めて、安易に業者の言いなりにならず、工夫と知恵を重ねていけば、コストダウンのチャンスは多い。今は「インターネット」という強い武器があり、クライアントのニーズにキッチリ応えた情報源に誰でも手が届く。簡単に言えば、それまで「イチから作ると時間もお金もかかりますよ」と嫌がられるケースも、同じように望む人が多いと、それに合わせた半完成品を作るような業者が出現して、コスト削減を実現出来るという話だ。それが常識化してくると、オリジナルは「高くない」という感覚が生まれてくる。それが願ってもないことだ。
和田山の家具屋さんに木製のオーダーシステムキッチンを見に行った。たまたまそこで見つけたアイアンワークのサイン。アイアンワークと聞いただけで「高そおっ」と思うが、奥さんにこっそり値段と業者を教えてもらったら「へぇ〜」。同じ志向の人間には共有すべき情報が多いよね。
2005/ 5/31
二胡
最近「癒しの音楽」というとも決まって「女子十二楽坊」であり「二胡」だったりする。二胡という楽器は、ご存知のように2本の弦を弓でこすって奏でる弦楽器で、ヴァイオリンやチェロといった洋楽器のルーツとも言われるが、定かではない。日本の胡弓と混同されることも多いが、実は別物で、区別するために最近では「二胡」とはっきり呼ばれるようになった。ウー・ルーチンとかジャー・パンファンとかいった名手が度々来日し、既に多くのファンを獲得している。ちょっと聴くと、いかにも中国って感じで、中華街ってイメージだが、洋楽や日本のポップス、クラシックの名曲を朗々と奏でられると「癒し」効果満点、となる。弦楽器はもともと人の声のように、アナログ的な表情を表現するのに長けているが、現代の洋楽器の洗練された音より、それ以前の、どことなく土俗的な音色が心にしみるのだろう。しかし、バックにシンセサイザーや電気楽器をつかったアレンジには「?」
レコード店で思わず「ジャケ買い」してしまったのがチェン・ミンのアルバム。実に不純な動機、レコード会社の思うツボ、、、(笑)。
2005/ 6/ 1
Natifへの道 16
母屋の方は、土壁をつけるための竹が編まれ、より「家」らしくなってきた。斜めに組み込まれようとしている「マルもん」の無垢材は、2階の廊下の一部分。1階のリビングの上空は天井がないので、これらの木材がすべてそのまま見えることになる。普通の家だったら、その空間に幾つか部屋が取れそうだが「吹き抜け」がカミさんの憧れで、一番譲れない部分でもある。まあ、部屋数が多いのが家の価値ではない。それはボクも大賛成だ。小さいながらも「空気」「空間」に、如何に意味合いを持たせて、その存在に「仕事」をさせるか、、、それが住む者の工夫であり願いでもある。一見、奇抜に見えるが、日々の生活で「ほっこり」したり「の〜びり」したり、本当の意味の「癒し」を感じるためには、より多くの「空気」が必要な気がする。それにはまず「空間」の確保が必要で、このようなフォルムになるのは必然とも言えるだろう。
さあ、今日から6月。梅雨もやってくる。夏にむけて「生みの苦しみ」になるのか否か、、、。
2005/ 6/ 2
寝相
「みー」のことを「コイツ、人間っぽいなぁ」と一番感じるのは、コイツの寝相を見るときだ。深夜暴れまくって、寝て、朝飯食って、カミさんが出ていった後のベッドを占領して、また寝に入る。例によって、肢体を1メートルくらいに伸ばして、グターっと寝入るが、時々打つ寝返りがまさに「人間」そのものだ。きっとコイツは自分が「ネコ」であることをすっかり忘れ、外敵からの攻撃など「危機管理」意識も全くなくて、午睡をむさぼる。
もっと世間に揉まれないと「イジメ」にあうぞ、オマエ、、、。
2005/ 6/ 3
Natifへの道 17
店舗の内外装は、ボードが張られる前の下準備がほぼ完了した。内外のボードが張られれば、一気に店のフォルムが浮かび上がり、ゴールが伺える地点にさしかかる。
写真の円形ステージは何なんだろう、と思われるだろう。美容院が立ち行かなくなった時、カラオケスナックに生まれ変わり、スポットに照らし出されたステージで「よっ、みちのくひとり旅っ」、、、ってな具合になりそうな、、、。んなことはないらしいが、もう少しカタチが見えた時点でご紹介することにしよう。
2005/ 6/ 4
グローブ
「巨人の星」ドンピシャ世代としては、目指す職業は間違いなく「野球選手」であり、長嶋、王をずーっと追っかけた少年時代だった。野球のグローブを初めて買ってもらった日のことは忘れられない。小学校2年生の時。親からもらった千円札を握りしめて、香住駅までのバスに独り乗った。駅前の「西村おもちゃ屋」さんで、SSKのグローブを手にした。970円。焦げ茶色。黄色で、ちょっと指の長い感じのものは1120円也。「買えないな」と思った。でも、これでいい。しっかり抱きしめて、ワクワクして帰りのバスに乗った。ドロース塗ったり、布団の下に敷いて寝たりして、自分好みにするまで毎日手入れした。買ってくれた父親とはキャッチボールした記憶がイマイチないが、少年野球、少年ソフト時代通じて、長くパートナーを努めてくれた。それから野球もソフトボールもすることはなくなり、あれから40年足らず、、、。
今日、新しいグローブを買った。ちょっとワクワクしている。
同級生のソフトボール大会やらなんやらあるからなぁ、、、というのはタダの口実、、、(笑)。


<<前の10件  次の10件>>

バックナンバー一覧
Microsoft Internet Explorer でご覧下さい。(Windows版の場合「文字のサイズ」を「中(M)」に設定)
他のブラウザですと上手くご覧頂けないことがあります。悪しからず、、、。

Homeへ戻る