2005/ 6/ 5
ニューフェイス
スタッフ探しは結構大変で、求人広告に出しても結局電話は一本もかかって来ずじまい。やはり、学生も居ない、若者も少ないこの田舎では人探しは難しい。しかし、神は我を見放してはいなかった(笑)。6月1日よりニューフェイス登場。黒野和磨クン。期待の新人。彼は実は、ウチの店に出入りしていた業者のアルバイト。人づてに、彼がウチのようなお店に興味があることを聞き、早速アタック。前職を辞めて一念発起。転職を決意してくれた。
以前、若い頃(?)神戸のBarでアルバイトしたこともあるらしく、お酒もけっこう飲めるらしいが、しばらくはクルマ通勤なので、仕事を終えても、ビールすら飲めず帰らねばならないのは気の毒だ。家に帰って「お疲れ〜っ」と一杯やって、と願うが、なんと自宅に冷蔵庫がないらしい。それにはいろいろ事情があるようで、、、。ウチの初給料でぜひゲットしてくれ。
皆様、彼をよろしくお願い致します。
追伸・週末オンリーのスタッフは引き続き募集中。
2005/ 6/ 6
朝日のようにさわやかに
「佐平治の蔵」店内の東面上部に嵌め殺しの窓が4つあって、明かり取りの役割を果たす。夜は、方向によっては、たまに月が見えたり星を見ることもあるが、窓の存在そのものに気付かない人が殆どだ。昼間は営業していないし、開店は午後6時で午前2時までの営業。店をやっている当人ですら、店内に差し込む朝日を見ることは珍しい。毎日こんなに朝日が差し込んで、違った表情をみせているのに、それを知らずに眠りこけているのは、まぁ仕方のないところだ。柔らかな日の出とともに起き出して、日が沈んだら寝る、という自然な棲息原理に反して生きているヤクザ者には、朝日はマブしすぎるのかもしれない。だから夜中でも、業界人のあいさつは「おはようございます」と言うのかも。
全然関係ないが「朝日のようにさわやかに」というジャズのスタンダードがあるけど、原題は「Softly As A Morning Sunrise」。
「、、さわやかに」と最初に訳した人は誰なんだろう。ヤクザ者には出来過ぎな訳だよね。
2005/ 6/ 7
水のおと
一時、環境音楽だとか、自然音ブームみたいなのがあって、波の音だとか川の流れだとかに音楽を合わせたり、延々、水の流れの自然音だったりするCDがウケた。今それを探そうとすると、初回プレスの在庫品か中古盤となる。例によってamazon.co.jpだと中古盤もあるので、数枚ゲットした。
中でも、屋久島の森の1日を録りためたCDが中々だった。このアルバムを制作したのは、今は無き「St.GIGA」。セントギガは1990年から、BS5chで発信されていたデジタルラジオ放送。BS5ch「WOWOW」の独立音声チャンネルを利用して放送されていた音声のみの放送だが、WOWOW同様スクランブルがかかっているので、デコーダが必要。当然有料放送。しかし、2001年に倒産し今はない。この「屋久島/水の時」は1992年制作。当時のこの放送局の意気込みや主張が、丁寧に書かれたライナーや詳細な録音データにじんわり伺える。
音楽がノーサンキューな時、意外にイケる。
2005/ 6/ 8
大丈夫!
「大丈夫?」と一時期は心配されていたジーコ・ジャパンは、見事にW杯出場を決めた。世界中で出場権獲得一番乗りと言うことで、何だか胸の空く思いだ。勝ってればいいが、負けるとあーだこーだ言われて、すぐに監督の責任にされるサッカーの世界も大変だ。ジーコがいいか悪いかは知らないが、とにかく勝てばみんな安心で、これでジーコの株が落ちなくてよかった。トルシエの時と違って、中田英、中村俊輔、小野、稲本といった現有スターがきっちり全員出るチームにホッと納得する。過去に、カズが外されたり中村俊輔が外されたり「?」の思いで、「〜タラ」「〜レバ」論議が必ず起こるのもうざったい。取りあえず、日本はまだ発展途上国なんだから、能力あるスタープレーヤーは全員総出演が基本で何とかしてもらいたい、というのがド素人の基本のキ。まあ、確実にヒデなんかは、この大会で最後だろうし、今のスター軍団で、マジで何処までやれるのか見たいよね。
残りの消化試合に、カズ、ゴンを始め往年のスターたちが代表に復帰する公約は果たしてくれよ、ジーコさん。
2005/ 6/ 9
飼い猫モード
すっかり、ウチの飼い猫モード、に突入した「みー」。地道な「みー改造計画」もようやく功を奏し、用意した室内のトイレでも、めでたく大小の排泄に成功。実は買ってきた当時、トイレをトイレだとも思わず、寝床と勘違いしてスッポリ収まって眠りこけ、しばらくそんな日々が続いた。それまでは、必ず外に出て用を足していたようだが、先日、きっと止むに止まれずだったのか、専用トイレに見事な○ンチをマウント。その後も快調に快便。やったーっ。
食の好みにも少し目覚めたようだが、缶詰系の柔らかいものばかり好むのは問題だ。でも、エサを食べ終わると、決まってボクの所にすり寄って来て、ボクの手をペロペロっとなめる。エサをくれる人に感謝の気持ちを表すことを、今後とも忘れないでもらいたいね。親しき仲にも礼儀だ、みー。
しかし、深夜に元気いっぱいなのは相変わらず。
この顔は、草木も眠る、午前2時の「男前」。
2005/ 6/10
Natifへの道 18
今月末完成に向け(?)ナティフへの道も加速。競馬で言えば、4コーナーを周り、直線に差しかかって来たところか、、、。
フロアの床材が張られ始めた。ナラのムク材。釘を使わず、接着剤を塗っては1枚ずつ丹念に張られる。無垢材は合板と違い、反ったり狂いが出ることがあるので慎重に施工されるのだろう。大工さんが独りで、黙々と仕事されているが、きっと全面張り終えたら、彼にとって相当な愛着が湧くのではないかと、妙なことを思う。まあ、どの部分に関しても同じだとは思うが、最近は釘もトンカチで打たず、ピストルのような器具で「ドンドンドン」と速射砲のように打つし、材料の裁断も電気ノコで「ビーンっ」だから、きっと「愛着」までには到達しない気がしてならないが、それは余計なお世話(?)だよね。
床材の仕事は、より「アナログ」的で、何となくこちら側にも愛着が伝わって来る。そして長い時間を耐え、味わいが出てくるはずだ。長い付き合いの出来る材料をチョイスしたのだから、、、。
2005/ 6/11
寂しがり屋
「みー」との「つきあい」もそろそろ2ヶ月になる。コイツが突然我々の前に登場してきたのが「結婚記念日」の4月19日で、この日記に初登場が4月24日だった。「ネコらしくない」というのがとにかく強烈な印象のデビューであり、呼んだら来る「リモコン操作可能」のような扱いやすさと、群を抜いた人なつっこさで我々を虜にした。最初の頃の写真から見ると、かなり大人っぽくなったようだ。そして、コイツの性格も理解してきた。コイツは基本的に寂しがり屋だ。部屋に居て、ボクがパソコンをいじっていると必ず露骨に邪魔しに来る。確実に「おいオマエ、オレとも遊べよ」「ちょっと待てよ、邪魔すんな」「ちっ!」ってな具合で、去っていく後ろ姿がもろに寂しげだ。外に出してやっても、ボクが中にいることを知っていると、階段の踊り場で待機。ボクが出かけると観念して、畑やよその庭を渋々巡回に行く。そして、戻ってくるとどこからともなくタターッとやって来て、横っ飛びして来て「おいっ」とアピール。エサをやってまた出ようとすると「またどっか行くのかよぉ」と恨めしげな目つきで後をついて来ようとする。叶わないから後はフテ寝。だから人の確実に居る夜中にはしゃぎ回るのだ。
わかりやすいヤツだな、オマエは、、、マジでネコを越えてるゼ。
2005/ 6/12
屋根
梅雨入りしたが、いい天気が続く。この時期、アマチュア無線の世界は活気づく。電波は、地面と大気上にある電離層という電波を反射する層をバウンドしながら伝わるが、この時期突発的に発生する電離層があり、それが出ると、それまで届かなかった場所と交信が出来たり、普段聞こえるはずのない局が突然バッチリ聞こえたりして楽しい。そういう現象は長続きすることが少ないので、タイミングが勝負。長い時でも数時間、短いと数分で終わってしまう。ハム仲間の間では「コンデションが開ける」とか「Eスポが出た」とか、オタク用語が飛び交う楽しい時期だ。
アンテナの具合をチェックするのに屋根に上がった。指向性のあるアンテナは、写真のように、マストの根本にモーターを付けて「回す」のが基本。スイッチで遠隔操作「うぃーん」と方向を定める。より遠くに電波を飛ばしたいと思うと、より高く、より大きく、と、オタクの憧れは果てしない。
2005/ 6/13
Natifへの道 19
ベランダの防水のため、FRPの塗布工事が完了。FRPはプラスチック繊維を塗って樹脂で固める物で、どんなカタチにも成形できるので、船や浴槽、クルマやバイクのエアロパーツなどにも用いられる。軽量で高強度。
この広いベランダも、1日で、船底のようなFRP張りが成された。「繊維を塗って固める」事自体、興味津々で、施工を見守ったが、いやいや見事なもんだね。繊維を樹脂で固めただけだとコンパネの上にニスを塗ったような感じで、コンパネの木目や継ぎ目がスケスケで、キラキラしていたが、その上からローラー刷毛で塗装。このようにグレーに仕上がった。
このベランダがどう利用されるのか注目が集まっているようだが「カフェではない」事だけは確か(笑)。ここから、今の「Natif」を見るのもあと僅か。新旧ナティフ揃い踏みも見物だが、、、。
2005/ 6/14
保護色
外に出ていった「みー」を、探したり呼び出したりするのには、いろいろな方法やテクニックがある。近くに居るときは、ウチのドアを開ける音が聞こえるだけで即座に反応して、階段を飛んで上がってくるが、反応がなく、気配が無いときはきっと遠征して、彼女とお楽しみ中だ、、、(笑)。
どこを探しても姿が見えない、、、と思ったら、何と、階段の下の植木鉢の残骸の中にスッポリ収まって熟スリープ状態。保護色で全く気付かなかったぜ、、、、。ヤルね。


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