2005/ 7/15
絶不調
朝から、絶不調で、お腹の具合も気分も、ムカムカして最悪。ついに午後から「みー」と寝込む。食欲は無いがノドは乾く。そんなときにこの「アクエリアス・アクティブダイエット」が心地よい。最近飲んだ中では一番気に入っている。コカ・コーラの肩を持つ気はないけれど、「アクエリアス」「爽健美茶」「七色亜茶」など、コカ・コーラ製品にはお気に入りの傑作が多い。
その甲斐あってか、夜には何とか復活。お客さんの顔を見るとやはり元気をもらう。
明日は「祭り」だ。
2005/ 7/16
宵宮、午前2時
昨年の宵宮は、午後からどしゃ降りの雨で、御神輿を出すのが中止されたが、今年は天候に恵まれた。恵まれすぎて蒸し暑く、汗だらだらの御輿担ぎとなった。子供の頃は「お祭り」といったら「夜店に行くこと」と信じて疑わなかったが、あの頃より店の数も減って少し寂しい気もする。それでも子供達にとって「お祭り」はパラダイスに違いない。
佐平治の蔵は休業。初めの年だけ営業したが、お客さんが1人だけで、ドッチラケ。皆さん各家々に「およばれ」して「祭りご馳走」を振る舞われる夜に「外食」は必要ない。ボクたち夫婦も、親戚にあちこち顔を出し、佐平治の蔵常連宅にたどり着いたのが11時前。どこもかしこも、ご馳走のてんこ盛り状態で、改めて田舎のお祭りの「スゴさ」にノックアウト。「そりゃあ、佐平治の蔵なんかに来れるワケないよな」と痛感。祭りの夜は大人達にとってもパラダイスだね。結局、我々の帰還も午前2時前。
祭りの主役「大御輿」の午前2時。夜店はすっかり跡形もなく去り、ゴミだけ舞い散っていた。
2005/ 7/17
ミコシトギョ
御神輿を担ぎ出す一連を「御輿渡御」と言う。言葉一つに、神事に対する敬意や信仰の厚さのようなものを確かに感じる。装束を初め「カタチ」を重んじ、継承することで、現代の我々が守るべきものが「何か」を見出したいものだ。
この「大御輿」は、明治15年に造られたもので、今年で123年目を迎える。とにかく他に類を見ない程、大きくて立派な御輿を、、、と当時のお金持ちのお歴々が、相当出資して造られたのではないか。京都の御輿屋まで注文に出かけた我が地区の世話人達は、きっと調子にノッて「ウソと手抜きの無い、ヨソに無い、当代一の細工物」を選択したに決まっている。「金は集めりゃ何とかなるでぇ、あかなんだらワシが何とかするがな」とか言って、、、(笑)。田舎の寒村にとって、このように豪華絢爛で荘厳な大御輿の存在は、当時の住人の「心意気」そのものを、丸ごと象徴しているのではないか。先達の「心意気」は、確実に、我々、この地区の人々のDNAにきっちり組み込まれいて、何をするにも一致団結し、負けず嫌いで「熱い」気質は、伝承の成せるワザ以外、何ものでもない。
お祭りが終われば、いよいよ夏本番。「暑い」ぜ、、、。
2005/ 7/18
Natifへの道 31
ボク自身、新しい「ナティフ」の夕景を見ることは今後無い。夜は佐平治の蔵の時間帯だし、月曜日は双方お休みだ。開店までにどうしても「夜の雰囲気」を見てみたかった。まあ、本来ナティフはせいぜい7時くらいまでの営業だから、夜の店ではない。しかし、この時期こそ日が長いが、秋から冬にかけては、日暮れからの雰囲気が楽しみでもある。今日こそ、その雰囲気を確かめることが出来た。
例のレンガタイルの壁面は、上からのスポットライトに目地が浮き出て、一種独得な空気を創り出す。確実にこの空間だけは異次元ではないか、とすら感じる。大袈裟ではなく、ちょっとした工夫で作り出せる演出で、空気すら別の何かに変えられる、、、そんな感じがいい感じではないだろうか。
美容院にやってくる人たちはきっと、ちょっとした工夫で、自分の空気を変えてくれる「術」を求め、その対価を払う。
「その気にさせる」場であって欲しい。
2005/ 7/19
Natifへの道 32
新しい「ナティフ」は、入口を入るといきなり吹き抜けで、2階部分はもちろん、剥き出しの棟、梁まですとーんと見える。2階正面の白い壁には、当然「アート」が欲しいところだ。
ボクの横浜時代の店「アトリエ」は、アトリエと言うくらいだから、数々のアートがさりげなく似合う空間だった。その作品の数点は、生き残って「佐平治の蔵」で余生を送っているが、さらに残りの作品達にも、活躍の場が与えられることとなった。

新しいナティフ、新しいサロン、、、ついに「生まれ変わる」瞬間がやって来た。あとはお客様に「魂」を入れて頂くだけ。
愛され可愛がられ、長い時間をかけてじっくり育って欲しい。
お母さんがスタートされた「藤原美容院」。カミさんが香住に帰って来て「ナティフ」にリニューアル。
そして明日、さらに新しいナティフは、創業の地に所を戻し、生まれ変わる。
2005/ 7/20
Natifへの道 33
新しい「ナティフ」の「新たな歴史」が幕をあけた。
飲食店の新規開店と違って、行列が出来るわけでもなく、ごった返すでもなく、完全予約制の美容院のオープンは実に静かで、淡々と時が進行した。ボクは仕事を手伝うワケにはいかないので、朝から、皆さんから頂いたお花の対応。お陰様で、いっぱいの花を添えて頂き、この場を借りてボクからもお礼を申し上げる次第。ありがとうございました。
カットやシャンプー、パーマ、ヘアダイ、といった一般のメニューに加えて、新たに、以前紹介した「ヘッドスパ」や「美顔エステ」がスタート。特にエステの、隔離された専用のエリアでゆったりくつろいで頂きながら施術する内容は、素人でオトコのボクから見ても「マジすげぇ」という内容で、新しい「ナティフ」のコンセプトを感じて頂くにはズバリの新メニュー。3種類くらいコース設定があるようだが、当然90分のフルコースがお値打ち。「駅前留学」ならぬ「役場前リゾート」。是非っ!という感じ。 
2005/ 7/21
飼い猫
ついに「みー」は「ウチのみー」となった。
すっかり我が家の一員となった彼のクビに、飼い猫の証「鈴」がついた。まあ「ダみー」騒動もあるし、そろそろいい時期だと思う。彼女(白ネコ)のご懐妊情報だが、どうもヤツの子では無いらしい。というのは、オスネコの生殖機能は生後一年ほどで整うらしく、ヤツはまだ青二才だ。まあ「認知」を迫られても、自分一人で抱え込まず、今後は飼い主に相談してもらいたいものだ(笑)。夜中、チリンチリンと鈴が響く。いつの時代もネズミたち一同の願いがこもる「鈴」。ネズミたちも、ウチの「みー」などには捕まらずラクして欲しいよね。
首輪には所々、蛍光素材の飾りが付けられている。平気でクルマにも近寄るトロい「みー」だ。クルマがハネないよう、ライトでピカっと光ったらご用心。
ちなみにこの花柄は「マリー・クワント」に似ていますが、ブランド品ではありません。
2005/ 7/22
シャワー
こう暑いと人間も、1日何度もシャワーを浴びたくなる。ましてネコは毛皮を身にまとっているものだから、きっと暑苦しくてしょうがないのだろう。「みー」は部屋の中で一番涼しい場所をすぐに探し当てる。クーラーをかけていると、クーラーの真下、ボクのベッドの中央が特等席だが、ボクが居ると「ちぇっ!」ってな感じで、第2候補のポジションに渋々行くが、ボクがそこから退くと、すかさず横取りする。抜け目のないヤツだ。コイツがその辺のネコと違う点に「風呂に入る」ところがある。まあ、好んで湯船に入りたがる、というワケではないが、カミさんが「足が汚い」と最初に無理矢理入れたら、さほど嫌がらない。それから何度もシャワーを浴びている。ホント珍しいヤツだ。今日もシャワーを浴びせられ、プロにシャンプーしてもらった。
2005/ 7/23
花火大会
神社系のお祭りとは関係なく、「ふるさとまつり」という、町を挙げてのイベントが始まったのが、ボクが高校3年の時だった。当時は第1回目ということもあり、花火がドンガドンガ上がり、仕掛け花火もスゴかった。その花火大会も今年で28回目という。途中で途絶えることなく続けられ、今では兵庫県下で5本の指に入る「花火大会」らしい。でも、あの横浜の花火大会に慣れている身とすれば「ホントかなぁ」と思うほどのショボい花火大会だが、資本の違いを思えば仕方ない。何はなくとも夏こそ花火。花火は海辺に限るよね。この町の人口が、一瞬だが一気にふくれあがる大一番には違いない。例によって、一年中でクリスマスと並んで「超ヒマな日」の佐平治の蔵は午後9時開店。それまで、きっちり新しいナティフのベランダで、ビール飲みながら優雅に花火見物。早速、広いベランダの有効利用。
花火大会後、やはり佐平治の蔵は静かでした(涙)。
2005/ 7/24
たらいこぎ名人たち
「ふるさとまつり」のイベントの一つに「たらいこぎ大会」がある。直径約1.2メートルの大たらいをボートに見立て、2人で乗ってオールで漕ぐスタイル。6人1チームでタイムを競う。1位の賞金は10万円!。我が地区は「たらいこぎ名人」の宝庫で、今回6チームも出場。結果は1位、3位ゲットの大勝利。素晴らしいね。
ボクは一昨年の大会でデビュー。昨年はお休みしたが、まあ重量オーバーな人間はやらないに限る。バランスを崩して何度も転覆して海に投げ出されることの繰り返し、、、。今回「佐平治の蔵チーム」というチーム名で1チーム作って頂いたからには、店主が出場しないワケにはいかなくなり、2年ぶりに参戦。練習の時、先輩のアドバイスがズバリで、重量バランスのコツを会得。もう大丈夫だ。しかし、我々のチームは「笑いを獲る」キャラ。すんなり行ったのでは「らしくない」と、やはりお約束の転覆、沈没、、、。
海が心地よかった〜っ(笑)。


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