2005/ 7/25
Natifへの道 34
新生「ナティフ」は新店舗で営業を開始したものの、細かい部分の補修や、使い始めてわかる難点の修正がまだまだある。「完成形」までの道程はまだ続くようだ。
暫く母屋の進捗状況を確認していなかったが、梅雨明け以降の好天で、頼みの「土壁の乾き」も順調で上塗りも始まっていた。梅雨時期の壁つけは、ともすればカビが生えたり土の部分から草が生えて来たりするらしいが、ここは大丈夫だったようだ。土壁の工程がクリアされれば、後は一気にラストスパート態勢と行ったところだろうか、、、。店舗と違って「おっ、気付いたら完成してた」という風ではないかと楽しみだ。「こういう家は焦ったらいけんだで」と大工さんは言い続けているが、何となくゴールの予感が漂ってきた気もする。如何に、、、。
2005/ 7/26
ワザを盗む
建築現場に入り浸っていると、業界用語や部材の呼び方に精通し、道具に関するノウハウや、ちょっとしたプロの工夫を知る。佐平治の蔵の工事の時、インパクトドライバー(高性能電動ドライバー)の便利さを知り、自分でも即座に購入して、今や日曜大工の欠かせない道具となっているし、小型の「水準器」も、ちょっと壁に物を取り付けたり、額なんか掛けたりする時、水平を見るのに必需品。これもプロから学んだ。
厨房の流し台と作業台などの継ぎ目は、それまでアルミのテープを貼って隙間に水が滴らないようにしていたが、必ず剥がれてきて、切れ端で手を切ったりするのが悩みどころだった。今回の現場で「コーキング打ち」のワザを盗んだ。シリコン製のクリーム状のシール剤で、空気に触れるとそのまま固まる。シールしたい場所を決めてその脇に、マスキングテープ(養生用の紙テープ)を貼る。コーキング剤を専用のガンに装着して、ムニューっと目地を埋めるように充填。盛り上がったところをヘラで綺麗に均し、固まらないうちにマスキングテープ剥がすとバッチリ。半日もすれば綺麗に固まり、ゴムのような仕上がり。コーキング剤も専用のガンも、ホームセンターに行けば安い物だ。
また一つ、プロのワザをゲット。
2005/ 7/27
麦っチュ〜
夏の飲み物は何と言っても「麦茶」だ。昔から、家の冷蔵庫にはキンキンに冷やした麦茶が常にあった。香ばしい香り、飲み疲れしない風味、、、夏の水分補給の主役の座は譲れない。健康ブームで、麦茶は血液サラサラ成分があるとか、胃の粘膜を保護する成分があるとか、身体の熱を取る働きがあるとか、食物繊維が豊富で整腸効果があり便秘改善に良いとか、動脈硬化予防になるとか、、、いろいろ言われるようになった。カフェインが無いので、子供にもいいし夜眠れなくなることもない。
夜にもいいと聞けば、やはり夜の友は「麦っ酎」。焼酎の麦茶割りの季節だね。安い焼酎をカゴメの六条麦茶で割る「横浜・まのじ」のレシピがオススメだ。ビールに疲れたら「麦っチュ〜っ」。乾杯するときに高らかに「むぎっちゅーっ」と叫んだら、暑さもきっと吹っ飛ぶぜぃ。「まのじ」のみんな、やってるかい?
2005/ 7/28
コレがなっくちゃ 3
久々の「コレがなっくちゃ」シリーズ。
バーに欠かせないアイテムに「トニックウォーター」がある。柑橘系の香りと少し甘みをつけた炭酸水で、ジントニックを筆頭に「○○トニック」と言えば、このトニックウォーター割りのカクテルだ。そんな単純な処方のカクテルほど、素材選びが味にズバリ繁栄するワケで、どのメーカーのトニックを選択するかが、その店の個性となる。佐平治の蔵は開店時から「シュウェップス」を使っている。程良い甘さと苦みのバランス、イヤミのない柑橘臭は抜群で、横浜時代からずっと手放せない逸品。ところが、こっちでも容易に手にはいると思っていたら大間違いだった。「シュウェップス」はイギリスの会社で、日本では現在「コカコーラナショナルセールス」という所がライセンス生産、販売をしている。コカコーラ、、、だから、何処の酒屋さんでも入るだろうと思ったらNG。結局、現在でもインターネット通販で、名古屋のショップから送ってもらっている。ウイルキンソンのトニックもイケるが、ビンのサイズが微妙に高くて、ウチの冷蔵庫に入れ辛いのがタマにキズ。
トニックだけで風味がキツいと感じる時は、普通の炭酸と半々で割る「ソニック」もOK。お好みで、、、。
「トニック」とは「元気になる」という意味だとか、、、。間違いなく、ジントニックは世界NO.1カクテル。
2005/ 7/29
モミモミ リアルプロG2
「ナティフ」の「新設エステコーナー」には、マッサージチェアが設置してあり、お客さんにはそれに座って頂くようになっている。これまでから、定休日の度に大型家電店をハシゴしては、さんざん無料体験してきた成果か(?)。結局、取捨選択の末、ナショナルの「モミモミリアルプロG2」に決定。「価格.com」の最安値店から、その辺の家電店より超破格値でゲット。やはり、コイツが一番だ。それぞれ体型を全身センシングした後、足のふくらはぎから、お尻、腰、背中から肩にかけての「リアル」なモミ心地は最高〜っ。「そこそこ〜っ」という場合には「そこもっとボタン」を押せばOK。1クール15分のプログラムで超リフレッシュ。
ナティフの新メニュー、エステの各コースとも、ラスト15分にこのマッサージが組み込まれていて、静かに音楽を聴きながら癒しの時間の「総仕上げ」となるのだが、終わった後、お客さんに、美顔術より、マッサージチェアを褒められるのは、痛し痒しだよねぇ、、、。それってどうなの?センセ、、、。
さらに、先日、家電店で「モミモミリアルプロ"X"」の出現を確認。う〜、たゆまぬグレードアップが、、、。
2005/ 7/30
4kg
「みー」は、家の中と戸外を隔てなく闊歩するものだから、最近「ノミ」がスゴい。ネコにつくノミは人間を咬まない、というのはウソで、成虫まえのノミは人間を咬むらしい。何故だがカミさんだけが咬まれまくっていて、半狂乱寸前、、、。O型だから(?)病的な潔癖症であるはずもないが、部屋にバルサン焚いたり、コロコロクリーナーで隅々掃除したり、手が付けられない状態で、こっちも大変だ。ついに、獣医さんに行って「特効薬」を購入。飲み薬と、ネコの地肌に一滴二滴するだけでOKの液体薬をゲット。的確に薬の量を割り出すため、ヤツの体重を量る。何と4kg。ひと月前は3kgだったのに、1キロも増えている。そういえば最近、毎日見ていても、下半身がひと回りもふた周りも膨らんだ感じがわかる。育ち盛りとは言え、確かに食い過ぎだ、、、。
先日、近所の子供が久々に「みー」を見て「えーっ、あんたホントにチャコ!?」と、ちょっと見ぬ間の成長ぶりに(?)ビックリしていたのも印象的だった。
日に日に飼い主に似てくるよなあ、オマエ、、、。
2005/ 7/31
宇宙に行く
最近、会う人会う人に「いつ宇宙から戻ったん?」と聞かれる。何の話かと思ったら、今回スペースシャトル「ディスカバリー」に乗った野口聡一さんによく似ている、という話だ。誰でもそうだと思うけれど「○○に似てる」と言われても、本人にとって、なかなか「そのとおり!」とは自覚し辛い。言われてみて「他人にはそう見えてるのかぁ、、」と、自覚症状を軌道修正するだけだ。ボク自身痩せたり太ったり忙しいが、学生時代は、松山千春(デビュー当時、長髪の頃)と言われたり、ちょっと太ってきた時期は「河内家菊水丸」とも言われた。そして、最近「笑顔がタイガースの桧山そっくり」と言われ気を良くしていたのに、ついに今回「野口さん」と言われるということは、あの髪の毛と、点で描ける目がズバリってことだよな。子供にまで「蔵のおっちゃん、宇宙に行きなったんけぇ?」と言われる始末、、、。確かに、アラレもない容姿となってしまった、、、。いやいや、野口さんに似ているなんて恐れ多いこと、蔵のおっちゃんは「変わり者で、宇宙にも行った」と思われるなんて、光栄でござんすよ。
兄弟、無事にご帰還をお祈りしております。
2005/ 8/ 1
夏休み
今日から8月。去年を思わせる猛暑の毎日だが、子供達は今まさに夏休み真っ盛り。ボク自身は、実家に戻ってから、夏休みなど、益々無縁になったが「夏休み」って響きにはいつだってどうしてか「ホッ」とする憧れに似た感じがある。それは何故だろう、、、。
休みだと言うのに、普段以上に早起きを余儀なくされても、マジメに通ったラジオ体操。事前に立てた計画通りのスケジュールで1日を過ごすが、たいていは午前中に「勉強」で、午後からは「海水浴」で「昼寝」して「水やり・手伝い」と続く。ある意味、それは「非日常」の連続だ。でも。計画通りになんか行くはずもないから、結局、非日常は「非現実」となる。やがて、8月も残り数日となり、格別に「非日常」で、ハードで過酷なカウントダウンの日々を迎えることとなるが、そんなドラマチックな、自作自演のダメストーリーにこそ、究極の愛着を感じるからだろうか、、、。
「みー」よ。さすがに、この暑さじゃ外には居られまいぞ、、、オマエの毎日は、「食事」「昼寝」「食事」「昼寝」のひたすら繰り返し。常に「非生産的」だのぉ〜。そうか、非生産的だから、憧れの夏休みってことか、、、。
2005/ 8/ 2
魔法の杖
新しい「ナティフ」も、これまで同様、玄関で靴を脱いで上がって頂き、スリッパに履き替えて頂くスタイルだ。新装開店して2週間近く経ち、お客様に利用して頂いて気付く修正点も把握出来てきた。その一つに、入口で靴を脱いだり履いたりする際に、ちょっと手で掴んで、身体を支える手すりのようなものがあれば、という点があった。早速に金属加工屋さんが対応してくれて、写真のような「魔法使いの杖」よろしく、一風変わった手すりを装着。
実はこれは、別の所に別の用途で作ったが「ボツ」になった物。倉庫で眠らずに活躍の場が見つかり、案外速く再就職が決定したというワケだ。何処のために作って、何故ボツになったのかは内緒、、、(笑)。
実は「苦肉の策」や「結果オーライ」が、随所にいっぱい詰まっていることは、知る人ぞ知るヒミツなのである。それを思い出しては苦笑い、、、しかし、そのウラには満足感も当然あるワケで、、、。
2005/ 8/ 3
丘の上の病院
「豊岡病院」に救急車で入院したあの時から、3年の歳月が経った。当時の豊岡病院は古くて、お世辞にも「清潔そう」とは言えない老病院で、ボクがお世話になった「1の1病棟」は特に年季が入っていた。兵庫県北部地方の先進医療機関として要で、この地域の人間の健康や生き死にはココに係っていると言っていいだろう。昨年の水害では見事に水没し、新病院の完成が待たれていた。ついにこの5月、丘の上に場所を移し、新築成った新豊岡病院がスタート。ここなら水害は無いし、それまでひと苦労だったクルマの駐車に関してもOK。
ボクがお世話になった当時の先生達は既に転勤され、なじみの顔はないが、年に一度、大がかりな機器を使った検査を受けるため初めて行って来た。現代の「流れ」に即し、患者の「プライバシー」に配慮した最新のシステムとか、、、。患者を呼ぶのも「○○さ〜ん」から「○○サマ〜」へ変わったが、患者にとっては、そんなことはどうでもいい。コンピュータ化された電子システムより、それを使う人間自体をアップデートして行かねば意味が無い。何年何十年と、機能や情報を含め、スキルが全くアップグレードされていない勉強不足の医者や看護士だけにはお世話になりたくない、ただそれだけである。


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