2005/ 8/24
疑惑 2
8/12にTBSで放送されたドラマ「ボイスレコーダー」の下敷きとなった著作、元日航パイロット藤田日出男さんがお書きになった「隠された証言」を古本でゲット。例のドラマでもほぼ解るとおり、現在、事故原因究明の全体像は「事故調査委員会の公式報告は不十分で不可解な部分が多く、全く信憑性に欠ける」ということ。奇跡的に生還した4人の証言などまったく採用せず、真実を伝える物的証拠、証言をとにかく闇に葬りたいという強い不自然なベクトルが働いていること、が明らかだというところで停滞している。この本は、当時運輸省の、内部告発者がもたらした資料の数々、非公開が原則のボイスレコーダーまで流出した流れを端的に述べている。だからと言って「真相」がズバリ究明されているわけではない。明らかに「ウソだ」と解っても、当局が「ウソじゃありません」の一点張りで、とりつく島のない限界がある。「やったでしょう?」「記憶にございません」的な押し問答の繰り返しで、既に20年経ったというワケだ。内部告発者が相次ぐということは、確実に「疑惑アリ」ということに疑いはないが、自衛隊誤射設、米軍陰謀説、、、すべて推理、予測に過ぎない。
情報の数、遺族の感情、、様々な部分に配慮して、ようやくああいう番組が作られ、放送されるようになるまで20年とは、、、それでもまだまだ真実に遠い。
2005/ 8/25
3代目
店内の液晶プロジェクターが入院して久しい。先日修理の見積が来てビックリ。致命的な故障らしく金額が驚くほど高額だった。このプロジェクターは2台目で、昨年ヤフーオークションで手に入れたものだ。液晶プロジェクター自体は最近随分価格も下がり、性能は逆に驚くほど進化している。従って、中古品はかなり安くで手に入るが、光源のランプには寿命があり、だいたい各社2000時間程度で切れてしまい交換しなければならない。ウチの三菱の機種だとランプの価格が5万円もする。結局、古い機種に高額の修理費を費やすのはバカらしいので、例によってオークションで、型落ちだが新品を競り落とした。SHARP HV−Z10。やはりこの手の機械は日進月歩、目覚ましい進化だね。前のと比べて定価価格は半額以下なのに、画質が別世界だ。しかもコイツが優れているのはランプの寿命が4000時間というところ。しかもランプの価格も安い。
大型液晶テレビやプラズマがブームだが、100インチ程度のホームシアターが、10万前後で手に入る「液晶プロジェクター」という選択肢も大いに「アリ」でっせ。
ウチの「3代目」をご覧あそばせ。
2005/ 8/26
ひと夏の経験
佐平治の蔵の入口付近で「じーじーっ」と蝉の声。さては、、と思い、見に行くと案の定「みー」が蝉と格闘していた。何とそこには彼に仕留められたらしい獲物たちがピクピクしている。先日「みー」は、店の前の照明ボックスの中で、トノサマバッタにオチョクられていた。その屈辱をバネに鍛錬し、スキルアップしたのだろうか。今日の成果はミンミンゼミ1匹、アブラゼミ2匹、バッタ1匹。しかし、どの獲物もネコの定石なのか「半殺し」状態で、完全には死んでいない。この写真にはアブラゼミが1匹足りないが、直前に道路側に「じじーっっ」と転がり出て行ったからである。哀れである。
ボクが見に行くと「みー」は得意げな眼差しでこっちを見た。ひと夏で、グッと「オトナ」になったヤツの凛々しい姿が眩しく見えた。
瀕死のムシたちには申し訳ないが、、、(笑)。
2005/ 8/27
ひと夏の経験 2
「みー」が、何かをくわえて戻ってきた。おー、トノサマバッタだ。昨日も書いたとおり、半月前はオチョクられていた相手だ。わざわざボクの前にバッタを持ってきて、バッタを翻弄している雄姿を誇らしげに披露し始めた。部屋には、バッタの足が一本、また一本とちぎり取られ、例によって「半殺し」状態。きっちりリベンジ。
一見トロ臭いボケボケの「みー」は「バッタにも強い」ネコに立派に成長した。
しかし、既にバッタに飽きて、ドテーっといつものカッコで伸びてネムネムだ。食って、寝て、の間には、やはり「仕事」が必要だもんね。仕事を覚えた「みー」の夏が終わる。
2005/ 8/28
規定演技
消防団による「ポンプ操法大会」は2年に一度行われる。4人1組で、小型ポンプを作動させ、ホースを繋ぎ、前方の標的に放水、そして終了するまでを、決められた一連の作業として演技。目標物までの放水にかかったタイムや、各員の動作にそれぞれチェック項目があり、様々な角度からの採点で優劣を競う大会だ。
我が地域「香住第一分団」のメンバーは、佐平治の蔵のおなじみメンバー。この大会に向けここ1ヶ月半、一丸となって頑張って来た成果を見る為にも応援に行かずには居られない。この手の大会は全国で行われているらしく、全国共通の「規定プログラム」。この大会で優勝すれば、郡大会、県大会、全国大会と続く。
真っ先に演技した我らが「第一分団」は、模範演技かと思えるほど一糸乱れぬ完璧な出来で、ほれぼれした。その後、それを凌ぐだけの演技はなく、堂々「優勝」。
まるで、オリンピックの「規定演技」を見ているようで、ちょっとした乱れやミスが微妙な減点に通じる。見ている方もハラハラドキドキで大変だ。
2005/ 8/29
スグレモノ
最新のマッサージチェアの素晴らしさは、ナティフでいつも堪能しているが、ちょっと「ココ揉んで」とか「グーッと押して」とか「足の裏踏んで」という時に、便利に対応してくれる人間がそばに居てくれると最高だ。しかし、頼みのカミさんは「イヤだ」とか「無理」と拒絶するばかりで既に要求しづらい状況。電気屋でスグレモノ発見。コレが噂の「電子孫の手」かぁ、、、。叩く、はもちろん「バイブ」が効くぜぃ。強さやタイミングも自在に変えられて、何より素晴らしいのが「価格」。世の中の物の価格で、○千円という価格帯での「お役立ち度」を比較すると、コレは確実にトップレベルで、満足度抜群。年齢的に、全身必ず何処かギシギシ言っている今日この頃、、、。コイツはいい。
また一つ「電化」。
2005/ 8/30
あと2日
午後「みー」が外にいると、いつも寄ってたかってちょっかいを出して「遊んで」くれる子供達の姿はなく、しーんと静かだ。そうか、夏休みもあと2日。宿題の突貫工事は、いよいよ追い込みに入ったか、、、。余裕で辺りを睥睨する「みー」は、今日は出たり入ったり忙しい。きっと、少しは気温も下がり、家の内外の居心地のよい場をこまめに移動して探しているのか、、、。突然訪ねて来た「聖書を勉強しませんか?」というキリスト教団体の勧誘のおばちゃんに「キレイなネコちゃん」と持ち上げられても「けっ」というそぶりで、その連中を「追い払う」手助けをしてくれた。
「世界平和」だの「郵政民営化」だのより、聖書で言えば「ダビンチコード」の方が興味をそそられるし、「御巣鷹山」の真相を1日も早く究明してもらいたいもんだ(笑)。
民主党に入れたらやってくれるか?っちゅー話だろ。
2005/ 8/31
真相
20年前の日航機墜落事故の事故原因究明に疑惑を感じ、数々の著作が出版されて来た。先日紹介した『疑惑』は、荒削りながらその先鞭を付けた名著。その後も疑惑解明に挑んだ本が相次いだが、中では2年前に出版された「葬り去られた真実」(宮村浩高著)が、最新刊らしく数々の文献や資料をふまえた「総括」に近い内容で『疑惑』を継ぐ秀作と言える。疑惑は晴れないが、以下の「推理」を支持する。
●当日、相模湾上で「試運転中」だった、当時はまだ自衛隊に納入前の護衛艦から発射された「無人標的機」(全長5〜7mの無人飛行機)が、123便の尾翼に衝突。●機外に見えた「飛行物体」を乗客が撮影。●操縦室は「ドーン」の前から、その飛行物体を視認しており異常事態発生を予測。だから爆発音を感じた後すぐ、原因を確かめることなく最上級の非常信号「スコーク77」を発信。●横田に緊急着陸できる状態だったのに突然着陸許可を取消、地上でも救助態勢が突如解除され、横田基地ではその件に箝口令がひかれた。●横田着陸を突然拒否された機は行き場を失い、やむなく山へ。通常不時着は「海」が定石だが、既に海に向かう余力は無く墜落すべくして墜落。●墜落現場特定に時間がかかったのは「時間稼ぎ」。現場特定の発表を遅らせ、事故原因発覚を避けるため自衛隊員がいち早く現場に入り、尾翼付近に散らばった無人標的機の破片や部品を回収。●その時に回収仕切れなかった、無人標的機の部品と思われる金属片が、現場からも相模湾からも発見されたが、その存在を無視。●何故か、、、。当時の中曽根政権は、防衛費GNP1%死守問題で矢面に立たされていた。ロン・ヤスの関係もあり、日米経済への影響を考え、何としても「自衛隊・米軍」のアクシデントやスキャンダルを避ける必要があった。中曽根にとっては「必死の取り繕い」。その「強い力」が、アメリカの書いたシナリオ通りの、不可解な事故報告を無理矢理生みだし、封印した。
夏休みの自由研究発表、でした。
2005/ 9/ 1
初ナティフ
「みー」が新ナティフデビューした。あちこち引っ掻いたりして新しいものをキズつけるから、と新しいお店には「出入り禁止」だった「みー」が、ついに短時間だが出入りを許された。最初は緊張気味で、馴染んでいなかったが、さすがに「みー」らしく、すぐに自分の居場所を見つけてくつろぎモードにスイッチON。螺旋階段を恐る恐る上って、吹き抜けから不安げに下を見下ろしている。今度は、上がったはいいが螺旋階段を降りてくるのが難関。何度か挑むが、2段ぐらい降りては休憩、、、。休憩後、意を決したのか一発勝負に出た。ヤツは「短足」なので、ウチのアパートの階段でも未だに降りるのがぎこちない。生涯初の「螺旋階段」を制覇して、くつろぎモードのスイッチはさらにもう一段階アップ。
「みー」の秋は、ナティフ探検からスタート。
2005/ 9/ 2
「兼八・原酒」入手
「兼八」(カネハチ)は、定価での入手が超難しい麦焼酎の一つ。煎った「はだか麦」を原料にしているのが特徴で、麦を焙煎した香ばしさが何ともたまらない大分の名酒。佐平治の蔵ではかなり以前から、25度の「兼八」をラインナップに加え、一度飲んだお客様に強烈なインパクトを与え続け、ファンを増やし続けている。
本日、さらに手に入りづらい「兼八・原酒」が入荷した。42度という蔵出しの原酒そのものを瓶詰めにしたもので、なかなかお目にかかれない逸品。いつも通販でお世話になっている酒屋から、限定数入手という情報を得て譲ってもらったというワケだ。価格もそこそこいいお値段だが、同じ度数なら、ウィスキーを買うことを考えれば「お買い得」感もある(笑)。
「いいお酒」というのは、どの国のどんなお酒でも、共通の「オーラ」があるね。これもその一つ。


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