2005/12/12
田舎モン
ナンバ近くのホテルに泊まり、「ミナミ」をウロウロした。心斎橋のHMVでCDとDVDを漁り、アップルストアに立ち寄った。ココは3度目だが、iPodの大ヒットでアップルは健在だ。久しぶりにアップルのスマートさとお洒落でイキな雰囲気を存分に感じる。
明けて京都。伏見稲荷にお参りするためにやって来たカミさんとお母さんと合流。紅葉の時期は過ぎてはいたが「なごり」だけでも充分感じられて、秋を少しだけ取り戻す。京都駅は例によってクリスマス一色。
たまには「都会」の空気を吸いに来ないとダメだね。すっかり「田舎モン」に戻ってしまって、視覚、嗅覚を含めて五感が鈍っている自分にガッカリする。同じ時間の流れの毎日に埋没しているといけない。違った時間で自分をリセットしなければ、、、。
香住に戻ったら、そこは雪国だった。さらにリセット、だ。
2005/12/13
まいった
豪雪だ。いやいやまいった。同じような写真を以前にもアップしたが、調べてみると今年の節分の時期だった。昨シーズンより2が月も早く大雪に見舞われているということだ。先日の雪の時に、今年は台風が無かった分、大雪が心配だと書いたが、早速それが現実のモノとなろうとしている。近年は年が明ける前に雪が積もることがほとんどなかっただけに、衝撃も大きい。今年の「冬」は長そうだ。もちろんこの冬一番の大寒気。今週いっぱい連日「雪」マーク。ということは今以上で、今以下になることはないということか、、、。まいった。
さすがの「みー」も外に出たがらない。
2005/12/14
情緒
間断なく降り続く雪は積雪量が80センチを超えた。雪掻きほど空しい作業はない。特にウチの店の場合、駐車場の雪掻きが毎年の課題だが、すぐ後ろに幅の広い水路があるので捨てる場所に困らないのだけが唯一の救いではある。雪を掻こうにも雪のやり場に困る場所はつらいものがある。午後からかかって2台分どうにか空けた。しかしこのまま降り続くとまた元に戻るワケで、空しい作業の連続は終わりが見えない。ついにはプラスチック製の「武器」もぶっ壊れた。ますます小型除雪機導入の必要性を感じる。高々4台の駐車場だが、されど駐車場だ。連日開店休業状態もマズいもんなぁ。
既に今回の大雪は風情も情緒も通り越え、テロに近い「攻撃」で手かせ足かせとなり迫る。負けてはいられないが、気合いだけが空回り、、、。「頼むからもうやめて!」とお天道様にお願いするのみかも、、、。
2005/12/15
風情
今日は一日青空が広がり雪も降らずホッとした一日だった。どうにかクルマを出し、久しぶりに買い物にも出かけ通常の機能を取り戻した感じ。新聞やその他のニュース報道をみると、我が町のそれも海岸沿いだけが突出した積雪量らしいが、マジでこのまま雪が続くとすべてが停滞停止して、すっかり原始時代に戻る。家から外に出るのもままならない、そんな時にノンキにカクテルやら洋酒をゆっくり楽しむ「必要」を感じて頂けないわなぁ、、、。
夕方、地上のゴタゴタとは対照的に、夕焼けにうっすら染まった青空をバックに真ん丸な月が登場。しばし眺めると何処か何故かホッコリすると同時に、妙な笑いが込み上げてきた。天と地とのコントラストが可笑しい。これを「風情」と呼ぶか、、、?。
しかし、今夜も佐平治の蔵は開店休業、、、、。(涙)
2005/12/16
ストレス発散
雪の日々では、大好きな外出もままならない「みー」だが、相当ストレスが溜まっているようだ。夕方たまりかねて外に飛び出し、恐る恐る確かめるように凍てついた雪の上を彷徨った。すぐにカミさんに捕まり、戻されてしまったが、狭いアパートで寝てるだけだと飽きるわな、、、。食って寝て食って寝て、ウンコして、また食って寝て、、、。おかけでぶくぶくデブデブで、すっかりアニメキャラのような雰囲気を醸し出して来た。非生産的な毎日は何もコイツだけに限ったことじゃないが、今年の、きっと「長〜い」冬の日々が既に思いやられる。
せめて「コレでヒマでもつぶすか?」とマタタビの棒をやった。狂ったようにかじりつき転げまくった。少しは「発散」したかい?
2005/12/17
雪の進軍
今週は雪雪また雪の風景しかないが、今日も気温が一段と下がり、サラッサラのパウダースノーが、風に吹き飛ばされて考えられない場所にまで舞い込んで積もっている。「みー」はもうすっかり屋内の生活に飽き飽きしている。ついに吹雪の中に飛び出して、捕まえようとすると逃げ回り、柔らかい雪の上は恐る恐る一歩一歩進むが、その体重じゃズボズボッと沈んで埋まるぞ、、、。数十分の雪の進軍は、ついにウチの店に逃げ込んで終了となった。この冬の生活スタイルはこんな感じかしらん。
2005/12/18
デビッド・ベノワ
デビッド・ベノワの名前は知らなくても、彼の音楽はきっと何曲か耳にされているだろう。そのくらい広く世界中に愛されているジャズ&フュージョンピアニストだ。ちなみに我が佐平治の蔵には、彼のデビュー当時から今現在に至るまでのアルバムがすべてそろっている。長くGRPレーベルの大黒柱とも言うべき存在だったが、この度移籍。移籍後第1弾としてリリースされたのがこの「オーケストラル・ストーリーズ」。文字通りオーケストラを使った大がかりな作品群。ジャズやフュージョンでオーケストラが入る曲は、たいていガッカリすることが多い。普段普通にクラシックのオーケストラ曲に接しているからかも知れないが、アレンジが貧相だったりオーケストラ自体が下手クソだったりして「安っぽいなぁ」と感じることが多いからだ。
ベノワは作曲やオーケストレーションを正統に学んだ人で、今回のアルバムはすべて彼の作・編曲・指揮によるもの。「9.11」や「Kobe」(阪神大震災がテーマ)といった作品名に並々ならぬメッセージを感じる。聴いてみると、確かにかなり本格的な「音楽」で「BGM」には向かない一大巨編。
(P.S)しかし、何故「ニホン」→「琴」「尺八」なのか、、、?「SAYURI」の場合は京都・祇園だから許せるにしても、K0BEで琴、尺八は明らかに「違う」ゼ。
2005/12/19
デビッド・ベノワ 2
今週末がクリスマスだというのに、ここんところの「大雪」騒動で、いつも以上にクリスマス気分は盛り上がってこない。イルミネーションも付けるタイミングを逸して今年は無いままになりそうだ。
昨日紹介したデビッド・ベノワの新譜だが、このクリスマス前にリリースされたのが移籍第2弾。長くTV版「チャーリー・ブラウン」の音楽に携わって来たベノワが、TV放映40周年を記念して制作したクリスマスアルバム。ベノワにとっては3作目のクリスマスアルバム。既におなじみになったクリスマスソングが、イキなアレンジと豪華なゲストミュージシャンで展開して行くが、この曲たちのルーツがすべて「チャーリー・ブラウン」だったとは、、、。放映開始1965年にリリースされた、音楽担当のジャズピアニスト・ヴィンス・ガラルディ(1928〜76)の作品を収めた「ア・チャーリー・ブラウン・クリスマス」が言わばスタンダードモデル。この曲も、あの曲も、えーっマジマジって感じ。ポップス&ジャズのクリスマス名曲の出元はすべてココ。このアルバムタイトルは、TV放映ももちろんだが、その偉大なるクリスマスアルバムから40年、という意味合いもある。
う〜ん、少しは「クリスマス」気分に、、、?
2005/12/20
イロハのイ
ベニ蟹漁の漁船が、出港してすぐに転覆したニュースに衝撃が走った。今月は大雪も含めずっと荒天続きで、大型船はどうにか出せるが、小型、中型漁船は満足に出漁していない。ということはカニも含めて魚はほとんど揚がって来ていないワケで、カニが一番必要なこの時期に全く供給が無いというのは壊滅的打撃だ。自然相手の商売だから仕方はないが、カニの相場は異常な高騰で、たくさん獲れているときは一匹2〜300円ぐらいで売られる「セコがに」(メス)が2000円を超えるという。そんな相場だから、天候を睨んで「これなら行けるかも」と起死回生の一発を狙う気持ちも理解できるが、無理はすべてにおいて禁じ手。幸いなのは周りの船に助けられ遭難者は出なかったこと。
実際別の船で出漁し、現場に関わった関係者に訊くと「何でこんな天候で出るんだ」と疑問を感じたという。さらに、海の上で必死で助けようとしている人たちにくらべ、陸にいて眺めている関係者の呑気さには驚いた。乗組員が5人なのに何故救急車が1台なんだ?身体をくるむ毛布すら準備されてない。出港の判断をした人間、それを煽った人間も含めて責任者出て来いって感じただろう。素人は黙れ?、、、素人の目で見ても「お粗末」は、イロハのイ。
2005/12/21
ホームポジション
最近の「みー」のホームポジションがこの場所だ。狭いスペースに飽き飽きして、ついには狭い中にもさらなる「世界」を見出したのだろうか、、、。ワリと長時間にわたり、このポジションでじっとしていることが多いのである。それにしてもこの真剣な眼差しはどうしたことだろう、、、。以前、ボクがパソコンの前にいて、全然かまわないと「おいおい、オレもかまってくれよぉ、、、」と邪魔しに来ることはあったが、最近はちょっと違う。何か心に期するところがあるのだろうか。
雪また雪の戸外に、彼も驚きを隠せないのかも知れない。


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