2006/ 1/ 1
リニューアル
最近知り合った「ガラス工芸」の職人さんに、店の「表札」を作って頂いた。それまでは、ステンレス製のプレートだったが、夜、営業中にイマイチ目立たないのが残念なところだった。まあ、そのプレートも4年目を迎え、充分その役割を果たしてくれたと言えよう。新しい「表札」は、ガラスのプレートに文字を1つ1つ手で彫刻するのだが、注文してから間がないのに、昨日31日に、創りあげて早速取付に来て頂いた。写真でもわかるように、掘った文字が照明に照らされて浮き上がる。イメージ以上の仕上がりに満足。2006年のスタートとともにリニューアルした。
今年の元日は抜けるような晴天。雪もすっかり消えて名実共に晴れ晴れとした新年のスタートとなった。


皆様の新年が、素晴らしい年でありますことをお祈り致します。
本年もどうぞよろしく。
2006/ 1/ 2
同窓会
田舎町では、故郷への里帰りの時期にあわせて「同窓会」が開かれる。お盆やお正月はあちこちでいろいろな同窓会のオンパレードというワケだ。ボク達の同級会もこの2日に企画した。前回は3年前のお盆の時期だったし、同級会の活動が活発で、毎年の小旅行やバレーボールとかソフトボールとか定期的にイベントもあるので、楽しみなのは普段滅多に会うことのない遠くからの帰省者との再会ということになる。毎年何らかのカタチでイベントを企画しても、年々疎遠になる事の方が多いのは寂しくもあるが、それはそれで仕方のない事なのかも知れない。学生時代の思い出が、楽しい人ばかりとは言えないもんね。封印したい過去やら、会いたくないヤツら、が居たって間違いじゃない。昔話されて笑えないヤツだっているハズだもん、、、。でも、この写真を見てよ。もういい歳だぜ、、、。ヘンな話、人生の折り返し地点なんかとっくに過ぎてて「間もなくでございます」って、ジョー・ブラックに魅入られるヤツが何人かいても不思議じゃない年齢なんだから、タマに会ってバカ話するのも悪くない。
2006/ 1/ 3
おでかけ
3日の昼間、「みー」は実家へ今年初おでかけ。実家へ上がり込むのは2回目。実家には「ピピ」というメスネコ(と言っても、おばあさん)がいるが、コイツがまた「みー」とは正反対で超臆病者。未だにボクですら「フガーっ」といって逃げ回る始末。前回「みー」が行った時も、さっさとこたつの中に逃げ込んでじっとしていた。今回は、少しだけニアミス。「みー」は興味津々で近づいて行くが、ピピは例によって毛を逆立ててバリバリバリヤー。結局、この家の住人であるピピの方が別の部屋に隔離されてしまった。逆に何処に行っても遠慮を知らぬ「みー」はピピのエサまで勝手に食って、余裕のマイペース。正月用(?)の晴れ着も披露して大満足の「よそ行き」となったようだ。
2006/ 1/ 4
年賀状
毎年遅ればせながらの「電子年賀状」。今年は、この春から架け替え工事が始まる、我が町のシンボル「余部鉄橋」をテーマに送らせて頂いた。
建設から97年。あの列車転落事故から丸19年。ついに鉄橋からコンクリート橋への架け替えが決まった。完成までの数年間、「架け替え」をそれまでの歴史を踏まえながらウォッチして行きたい。列車による交通に関しては、我が町は以前に比べて随分と不便になり、東京までの寝台特急「出雲」もこの春で姿を消してしまう。この鉄橋を通過する列車も1〜2時間に1本程度で、各駅停車はたいてい2両のワンマンカー、時間によっては1両の時もある。採算性に乏しい路線だが、あくまで安全性を重視した今回の架け替え決定への賛否は様々だ。鉄筋コンクリート橋の寿命に関して疑問を投げかける声もある。メンテナンスの甲斐もあるが、潮風にさらされながら百年近くも鉄橋が立派に生き延びていることへの意味をもっと感じたいものだ。

(かなりの数のメールが、届かずに戻って来たようです。メールアドレスの変更等で届かなかった皆様、今年もよろしくであります。)
2006/ 1/ 5
うっそぉ〜っ!
電気料金のお知らせが来てビックリ。もともとオール電化だし、電気のエアコンはたいてい冷房は得手だが暖房となると役不足。しかし入れないワケにはいかず、先月は雪が降ったりして「みー」のためだけにもエアコンをつけっぱなしだった日中も多々あった。そのツケがこれだ。前回の数値からすると完全に2倍である。オール電化が良いかと言ったらたしかに「?」の部分は多い。今回はエアコンだけのための料金と思うとますます「??」だが、灯油も高いし大変は大変。となると、買うときは少々高くても、仕事量に余裕のある「ワンサイズ上の」エアコンでさらに省エネ指数の高い製品をつけておくことが結果的にはベターな選択?、、、。最初にケチると、後々大きなツケを払うことになるワケで「安物買いのゼニ失い」という貧乏クジを引く。思えばいつも貧乏クジだったかも知れない。いい加減目覚めねば、、、。
2006/ 1/ 6
兵庫県のオーケストラ
兵庫県にプロのオーケストラが出来たのをご存知だろうか。と言うより、新しいホールが出来てそこに専属のオーケストラが組織されたと言うのが正しいのだが、まあ、山の向こう遙か都会の話だから、同じ兵庫県でも余り親近感が湧かないのが悔しい。ホールは「兵庫県立芸術文化センター」という、いかにもお役所が作ったって言う味も素っ気もないお粗末な名前。オーケストラも「兵庫芸術文化センター管弦楽団」って、そのままやーん。しかし、さすがに公費を惜しげもなくつぎ込んだだけのことはある施設で、2千人収容の大ホール、演劇やミュージカル用の中ホール、室内楽やジャズ向きの独特な小ホールがある。この写真は大ホールのカットだが、海外のオペラハウスを思わせる、設備も優れた国内でも有数のホールとなったようだ。芸術監督に人気指揮者の佐渡裕さんを迎え、オーケストラはもちろん彼がオーディションして国内外からメンバーを選りすぐったらしいが、最近日本でもようやく、海外に習ってこういうシステムでの運営が定石となってきた。何にも知らんアホな役人が、税金いっぱいつぎ込んだはずの「お宝」を持ち腐れにするより、その道の才能あるプロに使い道を任せてこそ我々も浮かばれるってもんだ。しかし場所は「西宮北口」。されど!「西宮北口」。
願わくば、年に一度でも山を越えてこっちに来んかいって話だ。こちとらは何度でも山を越えてやるっ。
2006/ 1/ 7
ひと段落
年末年始の営業が終わった。お正月の代休で明日は休み。成人式らしいが、成人たちには悪いが、毎年キミたちのバカ騒ぎに、大人の店「佐平治の蔵」は無縁である。お客を選ぶワケではないが、ウチのお酒たちがお客を選ぶようである(笑)。

ニュースでは、今年のお正月は例年以上に初詣の人出も多く、デパートの初売りは売上好調で、史上最高を記録したお店もあるとか、、、。ウチも毎年お正月だけは降って湧いたように忙しいが、「景気の良さ」などは別世界の話で、当店では特に何にも感じない(涙)。録画した「紅白歌合戦」を早送りしながら見て、個人的に年末年始をリセットした。この2日は、とにかく自分を真っ白にして、ボーっとしたい。

年末年始のご来店、ウチの「まねきネコ」とともに御礼申し上げます。改めまして今年もよろしくお願い致します。
2006/ 1/ 8
七釜温泉
「七釜(しちかま)温泉」は、隣町・旧浜坂町にある歴史ある湯治場だ。浜坂町は昨秋、お隣「温泉町」と合併してその名も「新温泉町」となり、ドラマ「夢千代日記」の舞台で有名な「湯村温泉」の陰に隠れてしまって益々目立たないが、逆に静かで穴場の温泉場としては、我々にとっては好都合ではある。昨年「ゆーらく館」という公衆温泉施設が新装オープン。恥ずかしながら初見参。休日なのにお客さんがまばらなのが○(笑)。天然温泉を掛け流し、というのがさらに◎。最近は温泉と称してもあろうことかお湯を循環濾過して使い回しているところが少なくない。塩素臭い温泉にはガッカリするもんね。惜しげもなく掛け流し、というのがこういう「田舎の温泉」たるところではないか。やはりお目当ては「露天」。岩風呂と写真の「釜風呂」があった。昭和42年製造、と刻まれたアルミ製の明石釜。大人4人ぐらいは一度に入れそうだが、例によって貸切状態。石川五右衛門になりきってソウロウ。
2006/ 1/ 9
十日えびす
商売繁盛の神様「えびすさん」「えべっさん」を祀った神社は全国に数々ある。もともとは旧暦の一月十日を「十日えびす」として、その年の商売繁盛を願うお祭りだが、今では新暦に行われるのが常となったらしい。この辺りではお隣・旧村岡町の「黒野神社」に恵美須神が祀られていて、9日の夜から宵宮が始まり、夜にお参りするのが慣わしらしい。同じ香美町となったが、クルマで約40分、雪が別世界のように深い中、お義母さんを連れてカミさんと参拝。噂に聞くとおり大賑わいで驚いた。甘酒の無料サービスもうれしい。そして、福引き(有料)に挑戦。ボクは清酒と入浴剤で「当たり」なのか「ハズレ」なのか微妙な結果。カミさんは「ミカン一箱」で、おめでとうっ!とカネが賑々しく鳴ったのを見るとどうやら「大当たり」らしい。
他力本願は好きじゃないが、何事につけてもビミョーな低空飛行から「少しだけ」でも脱したいよね、、、と、マジで神頼み、、、?
足下滑らないように慎重に慎重に、凍てつく参道を下った。
2006/ 1/10
福あめ
知り合いから、大阪の今宮戎神社の「福あめ」を頂いた。なめると「福」が来るらしい(笑)。
兵庫県の「西宮神社」は全国の恵美須神の総本山として毎年、十日えびすでは早朝の開門と同時に走り出して一番福を引く「福男選び」がニュースでも紹介されるが、商売の町・大阪は何と言っても「今宮戎」。商売繁盛笹持って来い、を合い言葉に盛り上がる。こちらは毎年「福娘選び」がご注目。4千人近い応募者の中かから40人が選ばれ、その中からさらに代表3名が選ばれるらしい。そういえば桂三枝の司会で年末にテレビでやってたな、、、。テレビで中継されるくらいだから大阪にきっちり根付いた恒例のイベントのようだ。


お正月の反動か、、、店内はすっかり静けさを取り戻し(笑)、いつもの「佐平治の蔵」再び発進!。


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