2006/ 2/10
オリンピックだっ!
日付は変わったが「トリノオリンピック」が開幕。根っからミーハーなので、うつらうつらしながらも開会式を観た。さすがにイタリアという国はスタイリッシュでスマート。イヤミでなくしかしながら豪華な演出が、この国を表現していた。日本の旗手を務める、ちょっと中村獅童入ったあんちゃんは加藤条治選手。スピードスケートで、あの清水宏保の世界記録を破ったツワモノで金メダル候補だとか、、、。コーナーの曲がり方がすんごい。ド素人が見ても人間とは思えない驚きのフットワーク。当の清水選手も出ているので「金」さん「銀」さんと揃い踏みして頂きたい。金メダルラッシュに沸いたNAGANOはもう8年も前。しかし、今回の日本選手は、清水も含めておなじみのベテランが多い。ジャンプの原田、葛西なんか5回目のオリンピック(!)。モーグルの里谷、スケートの岡崎、、、。海外ではママさん選手も珍しくないが、日本も最近は息の長いベテランが元気いっぱいで、大いに期待。高齢化するニッポン、おじさんやおばさんにパワーを与えて欲しいものだ。
毎回だが、ミスジャッジや不可解な判定、採点だけはご勘弁。頼むから、選手の一生懸命さをツヤ消しにしないでくれよ、と願うばかり。
2006/ 2/11
工具
ホームセンターの工具売り場は発見も多くて飽きない。一時期「工具」にハマって、海外のブランド品を少しずつ買いそろえた事がある。「スナップオン」のラチェットハンドルとスパナ、「ハゼット」のドライバーセット、「バーコ」のモンキーレンチなど、愛着が湧く工具が多い。スナップオンの工具など、ドライバー1本でも値札を見て目を疑うような値段で「そりゃあ、いい物はいいんだろうけど、でもなぁ、、、」とため息が出る。たいした作業もしないのに、道具にばっかこだわるのところが実に「素人」だ。
ホームセンターで「すぐれもの」発見。ラチェットタイプの板レンチだが、1本のレンチに穴の口径が4種類。穴は2つなんだけど表側と裏側でサイズが違うというのがミソ。10mmの裏側に12mm、13mmの裏側は14mmというワケ。それで700円とは素晴らしい。USパテントの刻印、、、。思いついた人は偉いよね。
2006/ 2/12
コークスクリュー
期待のモーグルは、上村愛子選手が5位に終わり「残念」。上村選手の出身地が「兵庫」と出てちょっとビックリ。この辺の出身なら大いに騒いでいるはずなので、どうせ都会の人だろうと思ったら、やはり伊丹市生まれだとか。小さい頃に身体が弱いことを心配したお父さんが、子供の健康のために長野に転地して、ペンション経営を始められたとか。長野オリンピックの時は、地元白馬高校3年生だった彼女も3度目のオリンピック。大技「コークスクリュー720」も決まったのに得点はイマイチ伸びずメダルには届かなかった。タイムも速くなきゃダメだし、コブも攻めなきゃダメだし、乱れたら減点だし、大技もしなきゃだし「モーグル」って大変だねーっ。でも「モーグル」ってどうなの?採点基準とか採点方法とか、配点とかもう一度競技の「コンセプト」を見直すべきだと思う。競技している側と採点している側にズレがある気がならない。ウルトラCにはそれなりの評価がなきゃ、、、残念無念。
2006/ 2/13
ほのぼの
久しぶりに青空が広がって、陽差しも春を感じさせる1日だった。術後の「みー」には特に「その」変化は感じていなかったが、コイツも久しぶりにひなたぼっこして気持ちよさげだ。例の効果なのかどうなのかわからないが、サカリもナリをひそめたのか、遠出もせず以前のように家の周りをウロウロする程度に治まったようだ。人の後ばっかくっついてきて、ひと頃の「ほのぼの」とした「みー」に戻った。まだ「タマ」は縫った後に糸が残っているし、その周りは無惨にも円形に毛を剃られ、ようやくうっすらとウブ毛が生えてきた段階ではある。先日の術後検診では、タマに消毒液を吹き付けられ「ひぇーッ」と飛び上がっていた。
陽のあたっている所ばかりを行ったり来たりするコイツには、自分の変化に自覚があるのかどうなのか、、、脳天気な「みー」がやっぱり「みー」である。
2006/ 2/14
ドッチラケ
今日は年に一度の「バレンタインデー」だというのに佐平治の蔵は例によってドッチラケ。イベント事に弱いネしかし、、、。
先日「映画・三丁目の夕日」のことを書いたが、早速映画の下敷きとなったコミック本を買ってきた。原作といってもこのマンガは、毎回一話完結の、いわばショートショートのような感じのもの。まあ、登場人物とか環境とかは一定の設定があるが、映画化する話を聞いた原作者ご本人ですら「?」で「どうなるんだろう」と思ったらしい。この本には、映画のストーリーに採用されたりヒントとなった話ばかり集められている。もちろんそのまま忠実に実写で再現、というワケにはいかず脚色や設定の変更などが上手く成されているのだが、原作以上に(と言うのもヘンだけど) 原作のコアな部分を伝え感じさせてくれる、この「映画」の素晴らしさを改めて思い知らせてくれた。
岡崎4位。ニッポンまたもやメダルに届かず、、、。何処まで続くこの泥沼、、、。ん?ウチの店の話ですよ〜ん。頼ムでしかし、、、。
2006/ 2/15
Cube登場
いつもこの日記は、愛機「PowerBookG4」で書いているが、最近とみに調子が良くない。ユーティリティソフトでメンテをしても変わらずで憂うべき状況。最近はボク以外に「みー」も使うからなぁ、、、(?)。マックの最新のOSは「OS X」(オーエステン)。最新でスマートでキレイなのはわかるけど、未だボクが使っているのはOS9.2。せっかく買いそろえたソフトもOS Xじゃ使えないし、何よりマックらしくて使い易いのはこのOS。OS Xは「ウィンドウズ臭い」からどうも心が通わない。その上最新のマックのマシンはすでに前OSを走らせることは出来ず、どうしても前のOSを使いたいとなると旧機種を中古で買うしかない。同じ思いのクリエイター達も多いらしく、現在、旧マックの中古市場は賑やかだ。以前にヤフーオークションで、本体だけを超破格値で手に入れた「G4Cube」をついに投入。四角いキューブ状の画期的なフォルムがいかにも「マックらしい」が、いろいろな難点もあり大ブレイクとは行かず、すぐに姿を消したレア物。しかし随所に「マックイズム」が感じられていい感じ。ハードディスクを新品に入れ替えて始動。まだまだ働いてもらいたいよね。
2006/ 2/16
違うんだけどなぁ、、、
夜中、衛星第2で今年の「ゴールデングローブ賞」の授賞式をやっていた。来月に発表されるアカデミー賞の前哨戦といわれるが、こちらはテレビ番組やミュージカルなどの部門名もあり、アメリカのテレビドラマなど知らない我々にはピンとこない部分もあるがどちらも権威のある賞には違いない。何気なく見ていたら、映画部門「音楽賞」の発表で「SAYURI」のジョン・ウィリアムスが選ばれていた。うーん、やはりこの映画は誤訳されているんだなぁ。ジョン・ウィリアムスは素晴らしい作曲家だし「スターウォーズ」「スーパーマン」といった勇壮かつ壮大なシンフォニックなイメージがあるが「シンドラーのリスト」では、イツァーク・パールマンをフィーチャリングして叙情的な作曲で違った面も見せた。またボストンポップスオーケストラの指揮者としても活躍中で、何度も来日している。その彼の作品や才能が素晴らしいのはわかる。とくに「SAYURI」ではパールマンに加えヨー・ヨー・マのパフォーマンスも素晴らしい。しかし、だ。「SAYURI」の映像とは違和感が否めない。それを評価する人が多いということは、もともとこの映像と音楽の組み合わせを「ブラボー」と言う、映画そのものがやはり薄っぺらい「誤訳」なんじゃないか、、、。太鼓や三味線、尺八が鳴ったら「OH!ジャパ〜ン」と思い、着物に日本髪の女性を見ると「OH!ゲイシャ〜」と言う程度のレベルの知識と鑑賞能力しかないってことだ。やっぱ、違うぜ。早坂文雄や武満徹の音楽はどうなる、、、。
2006/ 2/17
抜糸
例の手術後、例の部分の抜糸を迎え豊岡までのドライブ。抜糸だけに「いと」も簡単に終わり、先生には「ダイエット」の成果も褒められた。看護婦さん(奥様)に「みーちゃんに会えなくなるのは寂しいワ」と言われ、ここでも俄然「人気者」っぷりを発揮。「じゃあ香住まで会いに来てください」なんて話をして、先生ご夫妻と盛り上がったら、何とお二人とも横浜の獣医さんにおられたとか、、、。いやいや奇遇。ご縁があるものだ。佐平治の蔵で「みー」共々再会する日も近いかも、、、。是非、お待ちしております。
コイツはとにかくこのカミさんのクルマが好きで、一度ボクのプレリュードに乗ったがギャーギャー落ち着かなかった。室内も広くダッシュボードも広いのがお気に入りらしい。お気に入りの場所にさっさと収まり、カーブで右に左にズズッと微妙にスライドしててもお構いなしだ。だから移動にはわざわざエディックス。KissFM聴きながらこの調子、、、。無事抜糸完了。

P.S 「G4Cube」に移行完了。Cubeでの初更新でした。
2006/ 2/18
八木アンテナ
前日の雪模様がウソのように晴れ渡り、新しいアンテナをようやく設置完成することが出来た。佐平治の蔵の倉庫の屋根は、ますます「スパイの家」の様相を呈してきた。今回新しく整備したのは144メガヘルツと430メガヘルツのアンテナ。魚の骨のような形は、テレビのアンテナでもおなじみの格好だが日本が世界に誇る「八木アンテナ」。八木博士がこのアンテナの原理を発見したと言われるが、実質は八木博士の研究室にいた宇田研究員の開発に依る技術。しかし特許が八木の単独名だったため「Yagi」の名で海外に広がった。発表された昭和初期当時、この画期的発明は日本政府に相手にされず、逆に海外で注目、採用され、レーダーの開発の足がかりにされ、第二次大戦の戦況をかなり有利にさせてしまったというお粗末な話は有名。指向性と利得は骨の数が増えれば増えるほど高くなり、同じ物を2つ並べて設置することによりさらに効果が高まる。遠くの局との交信を可能にするためにはマストの根本にローテーターと呼ばれるモーターをつけて狙った方角に回す。東北や北海道方面と交信するのを目指すが、そんな簡単なことではないのが、この周波数のアマチュア無線の現実。
2006/ 2/19
ようやく
ようやく我が町にも「ホームセンター」が出来る。何度もこれまで書いてきたが、この町は電気のコード一本、フライパン一個買うのもままならない。電気屋や金物屋が無い、ということではない。いかにも「買いづらい」雰囲気の店ばかりで、価格も現在の一般の常識に叶わない。要するに「誰もそんな所では買わない」と思わせるスタンスが横行しているということだ。豊岡や鳥取のホームセンターでは、この町の人ばかりに出会ってしまう現状が火を見るより明らかだ。いいとか悪いとかは別にして、世の中にはこんな便利な物がこんなに安くで売ってるんだよ、という「常識」にこの町の人々が広く接することが出来るのは大歓迎だ。この後「コンビニ」が出来「ファミレス」が出来「回転寿司」が出来、、、。人々の目がようやく「外」を向き始めた時、井の中の蛙たちは何を感じていくのだろうか、、、。


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