2006/ 3/ 2
エサよこせ!
「みー」は確実にカリカリしている。原因はダイエット。例の手術後、体重管理を厳しく言い渡されて、一日のエサの量は約45グラム厳守。ツブツブのドライフードをコーヒーのメジャースプーンで約4杯の量だ。いっぺんにやるとヤツの性格からして一気に食べてしまいそうなので、朝、昼、夕、晩と4回に分けてやるようにした。当然、一回ごとにあっという間に平らげてしまうのだが、明らかに足りていない感じだ。でもその甲斐あって体重はめでたくキープ。ところが、食った尻から、やたらニャーニャーと人の足にまとわりついて「もっとくれよぉ」とねだる。ねだるだけでフテ寝してくれればよいのだが、たまに外に飛び出すと、どうやら近所の干し魚を狙いにウロウロしているとの情報が寄せられた。他人様のご迷惑になるのは由々しき問題だ。こらっ!「みー」、お前何やっとんじゃーっ。しばらくは自宅謹慎。思えば、顔つきも悪くなったような、、、。と、言いながらネコには厳しく自分には超甘〜い飼い主。「オメーはデブのまんまでいいのかよ〜っ」と恨み節が聞こえて来そうだが、、、。頑張れ「みー」我慢だ「みー」(笑)。
2006/ 3/ 3
雛祭り
ひな人形の一番豪華でフルキャストは「7段15人飾り」だが、古い階級制度をイメージしてしまうのは何かのアレルギーなのだろうか。子供のお祭りではあるが、女性・女系天皇論議が成される中では、「伝統」「歴史」とか言って、未だに何かの呪縛から逃れることの出来ないこの国の象徴的なモノを感じてしまうぜ、、、。まあ、男の子にとっては、雛祭りは「あられ」が食えるとか「甘酒」が飲めるとかしか楽しみはなかったが、よく見ると雛壇最下段にいる3人の1人が酔っぱらっている。この3人はいったい何者なんだろうか。唄「うれしいひなまつり」にも彼らは登場しないし、簡易な飾りでは省略されるキャラのようだ。調べてみるとこの3人の正式名は「仕丁(シテイ)」。役どころは「雑用係」。身分が低い分、感情を表に表してOK、ということらしい。まあ、それぞれの段ごとにいろいろなストーリーがあり、階級制度の機微に触れる思いがするワケである。
ところで、この酔っぱらいの雑用係、誰かに似てないか?マン太郎!行くぜ横浜!
2006/ 3/ 4
WBC
「トリノオリンピック」あり「サッカーワールドカップ」ありの年で、プロ野球の開幕前に陰に隠れてイマイチ盛り上がってない感じのワールドカップベースボールクラシック。誰が辞退したとかイチローが参加するとか、事前にドタバタしたがいよいよ始まった。中国、台湾をコールドゲームでさっさと片づけたのは「お約束」だろう。実力が拮抗した相手との勝負。かつてオリンピックでもそうだった。出来はピッチャー次第。本当に野球ってポイントは「守り」だなぁ、と思う。ピッチャー陣がヨレヨレの「楽天」は、早速の3連敗。「楽天」の選手はWBCの日本代表に1人も入っていない。って言うか、入ってしかるべき選手が1人もいないってこと。今年も最下位は見えてしまった。トホホ。。。
自分のチームにあまりモチベーションが上がらないイチローの「日本代表」参加は、やはり心強い。ヤツが本領を発揮するのはこれからだろう。ワクワクしたい。

明日は横浜から。
2006/ 3/ 5
アマチュアのレベル
昼前の飛行機で羽田に着き、急いでバスに乗り横浜に入った。今回も滞在中に是非オーケストラを聴きたかった。ただ今回はスケジュールが上手く合わず、いいコンサートがない中で選んだのが「横浜みなとみらいホール」でのマチネー。ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラの演奏会だ。文字通り「マーラー」を専門に演奏する楽団ということらしいが、プロではなくアマチュアのオーケストラ。演目は交響曲第3番。この曲は児童合唱、女声合唱、アルト独唱が加わる演奏時間が2時間近くかかる大曲で、プロですら取り上げることの少ない難曲だ。思い起こせばこのホールのこけら落としで、アバド指揮ベルリンフィルを聴いたのもこの曲(!)。まあ、片や天下のベルリンフィルで今回はアマチュアオケ。マーラーの中でも一番好きなこの曲を、どの程度料理出来るのか興味津々だった。マーラーの曲はどの管楽器にも難しいソロがあり、特に金管楽器にはかなりのスタミナが要求される。「マーラー」の名の下に集まったからには、ある意味「強者」揃いであることは想像に難くないが、かなりの高レベル。多少のミスや難は仕方ないが、最後の和音が鳴り響き、一瞬の静寂の後思わず「ブラボォーっっ」と叫んでしまった。社会人オケ経験者の端くれとしては、都内に数あるアマチュアオケの水準の高さを十分知っているつもりだったが、実に素晴らしい。指揮の井上喜惟は海外で活動する若手指揮者。彼が作ったオーケストラではあるが、この人のテンポとボクの中にあるテンポが最後まで噛み合わなかったのが残念だ。彼には悪いが「別の指揮者でこのオケを聴いてみたい」と思ったのはボクだけではあるまい。皆さんはブラボーっ。
2006/ 3/ 6
ヘンシェルさん
横浜の「アトリエ」での一番の常連さんと言えばヘンシェルさん。お酒を飲まない彼がアトリエの十数年で飲んだコーラの数は、コカコーラ社から感謝状を贈られてもしかるべき数である。中華街の近くで貿易商社を経営する彼は1/4ドイツ人。しかし、中身は日本人以上に日本人で、彼に見習わねばならぬ日本人の心を数々教えて頂いた。アトリエの歴代スタッフ達は、夏になると山手にある彼の自宅に押しかけて、バーベキューをやったり、奥様の極上の手料理に舌鼓を打って酔っぱらい、、、。いやはや、家族の付き合い以上に大変大変お世話になりました。
オフィスを訪ねたら奥様もおられ、感激の再会。相変わらずお美しい。「マスターのフォンデュ食べた〜いっ」って、奥様、あなたは確かスイス人、、。本場の方が何をおっしゃいますやら、、、。(恐縮至極)
お元気で何より。
当時まだ小さかった息子2人は既に大学生。元タレントのお嬢さんは、そろそろご結婚?だとか、、、。
2006/ 3/ 7
「研修」終了
3泊4日の「研修」が終了。1年ぶりの横浜は、相変わらずの部分はもちろんだが、在ったはずのものが消えていたり生まれ変わっていたり、スピードの速い移り変わりも十分感じた。最後の夜はたくさんの人に会うことができた。横浜・金沢区追浜(おっぱま)に一年ほど前に新しくオープンした料理屋「康」(やす)に、おなじみの仲間が揃い大いに盛り上がった。ここの大将、大坂さんとは古い付き合い。いろいろなところで腕を磨き、満を持しての開店。横浜を離れる時引き取ってもらった「アトリエ」の食器や調理器具も、ついに活躍の時を迎えたようだ。
ただひたすら美味かった、料理もお酒も、、、。お土産で持参した「但馬強力」にもピッタリの肴が揃う。
再会した皆さんには、1年分のパワーを頂いた。その鋭気を糧に「我が街」に帰ります。
ありがとうございました。

(写真は「康」の前にて、、、。ピンぼけと露出不足はお許しあれ)
2006/ 3/ 8
Woderful go! go!
羽田を飛び立つのに25分遅れた飛行機が無事鳥取に降り立ち、車に荷物を積み込んで何気なくカーステのFMを付けたら、ちょうど「ワンダフルゴーゴー」が始まるところだった。最近「KissFM(FM神戸)」で午後よく聴いている番組。しかしここで受信しているのは「FM山陰」。JFN(ジャパンFMネットワーク)の制作番組だから、この地域の局も提携ネットしているといワケか。パーソナリティの中田美香さんは横浜の人。もちろん知り合いではないが、最近彼女の声やしゃべりに好感を持ち、この時間よくFMを聴くようになった。最近はインターネットと連動するのがラジオ番組の常。渋谷「スペイン坂スタジオ」なんかの生放送では、映像をネットでライブ配信していたりするし、リクエストやメールはネットで送るのが常識。放送で流れた音楽は、各局のHPで時系列で曲名とアーティストがズバリチェック出来る。
さて、中田さんがどんな女性なのか興味が湧くのは、ただのSukebay根性に過ぎないが、HPですかさずチェック。美しいベルカント発声に違わぬ美人。キレ抜群のくっきり眉毛と強烈なオデコは、まさにボクのタイプであることに狂い無い。(笑)
彼女の軽妙なしゃべりで、ワンダフルな午後、無事「田舎」にランディングした感じ、、、。
2006/ 3/ 9
新世代ディスク
先日の演奏会で聴いたマーラーの交響曲第3番は、過去に生演奏で6回聴き、CDでは10人の指揮者のディスクを持っているほど大好きな曲だ。だらだらと長いだけで、一本筋の通っていない寄せ集めの愚作、との評もあるがとても気に入っている。今回の「おみやげ」として、この曲の新譜を買った。最近、名門オーケストラ「チェコ・フィル」の音楽監督に就任したズテネェック・マーツァルの録音。もちろん、日本のアマチュアオケの演奏とは比べるワケにはいかないが、改めて先日のライブの水準の高さと、遅れてきたベテランルーキー指揮者マーツァルの実力の深さを両方思い知ることとなった。興味深いのはこのディスクだ。何と3つのフォーマットで記録された録音を一つのパッケージに収めた物。通常のCD、高音質のスーパーオーディオCD(SACD)、そしてDVDオーディオ。SACDは最近頓に普及してきたが、DVDオーディオともども5.1chで再生出来るのが魅力。2つのスピーカーでオーディオを語る時代は終わりつつあるのかもしれない。特にこの演奏は、残響の豊かなホールで録音されたスケールの大きさが魅力。せっかくだから、それぞれのフォーマットで音の違いを確かめてみたいものだ。しかし、まだまだ我がハードは未対応の上に拙い。
2006/ 3/10
復活!?
横浜で、我がブログ愛読者のみなさんから「ネコの話ばっかじゃないッすか」とよく言われた。それは申し訳ない、が、仕方ない。今の日常は「みー」との生活。それしかない、と言っても過言ではない(笑)。
さて、こちらに戻ってどうも体調がスッキリしない。風邪か?とカミさんに言ったら「散々遊んで来てカゼ引いてりゃ世話無いよっ」と冷たく吐き捨てられた。しかしどうもカゼではない。アタマがズンズン重くボーっとしていて瞼もズッシリ重ったるい。目がシバシバして涙目、くしゃみが連発に継ぐ連発。これは、ひょっとして、いやいやひょっとしなくても、今まさに「花粉症」大復活か!?横浜での最後の数年は、重度の花粉症に苦しめられた。しかし、こちらに戻って、それどころではないケタ外れの大病になってしまったからなのか、ピタリと花粉症はナリを潜めて快適に過ごしていたハズだった。
いやぁ、参った。どうも今回最大の横浜土産は、とんでもない「大復活」の呼び水だったようだ。辛い、辛すぎるぅ、、、。
2006/ 3/11
○○代目
携帯電話というものを使い始めて何年になるだろうか、、、。新しモノ好きのミーハーとしては、最初に買ったのは普通の人よりかなり早いと思う。何台か乗り換えて来たが、今までズバリ!気に入った機種に出会ったことは少ない。2つ折りが主流になり、カメラ付きが当たり前になり、どんどん増える機能に比例して重く大きくなってきた。既に「電話」の域を超えて「端末」というカテゴリーで語られるように「化けて」しまったが、やはり小さくて軽くて電池が長持ちすることは重要なポイントだろう。使い始めから何台か「D」(三菱)を愛用していたが、デザイン変更でピンとこなくなり「P」(パナソニック)ユーザーになった。前回の機種変更で「P」をあきらめ、初めて「N」(NEC)を使ったが、この度また「P」に戻った。デザイン、色、使いやすさ、重さ、大きさ、すべて歴代の中では「かなり満足」している。ドコモのFOMAは、FOMAカードを入れ替えれば他人の電話でもすぐに自分の電話に早変わりする。内蔵のMiniSDカードに電話帳などのデータを入れておけば、機種変更してもすぐに使い慣れた環境整備が出来る。テレビ電話も使ってみるとかなり楽しい。しかし、便利になりすぎて「何か」を失わないようケイタイしたい。


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