この店のデザインをしてくれた福嶋さんとは「アトリエ」時代からの付き合いだ。彼が「佐平治の蔵」を彼の会社の年賀状にしてくれた時「カッコいい店を作るのはデザイナーの仕事だが、良いお店というのは、施主、建築とのコラボレーション」と書いてくれた。これは彼一流の謙遜。店は「空気」が生命と思う。空気は作り出すもの。料理、メニュー、グラス、食器、照明、インテリア、家具、音楽、におい、スタッフ、サービス、言葉、、、。考えつくすべてを配慮し、空気に息吹を与える。
ただ「食べる」「飲む」それだけならどんな空気でもよいだろう。あえてウチの「空気」を感じに来て頂けることが嬉しい。中には空気に今ひとつ神経が通わない方々もいる。そういう人たちも思わず圧倒してしまう「空気」を用意できれば、と日々思っている。
静かに日が替わった、、、。今年のカレンダーも残り2枚。
でも、アテネオリンピックでの野球には熱くなった。原点は「やっぱ草野球だなぁ」と実感させてくれた。あのチームにイチローがいてゴジラがいて野茂がいて大魔神がいて「スーパー草野球」を見せてくれたらスゴいだろーな。チームが減ろうが増えようが知ったこっちゃない。とにかく天才たちの「スゴいっ」を見たいんや。
新顔・野口英世博士も東北人だね、、、。努力に勝る天才ナシ、かも、、期待。
この度、素晴らしいカメラに出会った。「パナソニックLUMIX
FZ3」とにかく手ぶれ補正ジャイロというのがスゴい。フラッシュ嫌いのボクにぴったりだ。かなり暗くてもブレずにピシャリ撮れる。ライカレンズの色調も素晴らしい。室内でそれぞれのカメラを撮りあったものを載せたので比べて見て欲しい。LUMIXはブレてない。
しかし、付いている機能をどれだけ理解し使いこなせているのか、、、という疑問は様々ある。携帯電話しかり、炊飯器しかり、洗濯機しかり、冷蔵庫しかり、だ。
市内は、土木建築業関係のクルマが材料を積んで走り回っていた。「これでしばらくは仕事に事欠かない」と誰かが陰でガッツポーズしたとかしないとか、、、。家の修復に「アッと驚く」見積もりが来たとか来ないとか、、、。火事場ドロボー、不法投棄、、、。「水に流す」という言葉の本当の意味は、善意と悪意の見境がない、ということか、、、。がんばって、豊岡。
もともと「マック信奉者」だが、改宗したワケではない。というより、既にインターネットという共有環境の時代、OSがどうのという時代は終わったと思う。でも、画面の表示デザインや見え方が違うのが厄介な時もある。この日記ページに使ってあるCSS(Cascadind
Style
Sheet)というプログラムはブラウザによって対応しない。IEが標準だがマック版だと「透明ツール」がダメだ。圧倒的にウィンドウズユーザーが多いのに、どう見えているのか把握しないワケにはいかない。ウィンドウズに屈したワケでなく、当然の「配慮」ということで、、、。
民主主義は結構だが、町名などを投票や多数決で決めようとすると「村香美町」や「美香村町」といったそれぞれ公平に1文字ずつ取った芸のないものばかりで、地名としてのサムシングエルスを感じるものが出て来ないのがダメだ。結局「香美(かみ)」町に、、、。夢のない合併は名前にまで夢がない。ちなみにボクの好きな街、東京の「国立市」は国分寺と立川の間だから国立。地名は安直だがステキな街だ。はてさて「香美町」はどやねん。
民主主義の国アメリカ。大統領選で得票総数が多い方が当選できないとは、、、そんな民主主義も、どやねん。
松葉ガニ漁も解禁されたが、産地でありながら地元のものかどうか疑わしいカニが平気で出回ってたりする。冷凍技術も進化しているが何語かわからん横文字の箱を解凍して「今日上がったカニです」はいかんだろー。ブランド化は結構だが「ウソ」はいかんぜよ。
ちなみに「神戸牛」と「但馬牛」は同じ。たじま?どこ?となるので、国際的に名の通る兵庫の県庁所在地の名を付けただけ。神戸に牛がいるワケではない。松坂牛も米沢牛もタネ牛はすべて「但馬牛」。
カニも牛も「ウソ」じゃないモノを食べたい時は私に聞いて下さい。
こんなシチュエイションにはジョニー・ハートマン。艶やかな低音の魅力。女性に言わせれば「尾てい骨直下型」ボイス、となる。クルーナー唱法という独特の発声法。コルトレーンとのデュオアルバムが超有名だが、静かな店にサックスの音はいらない。「The
Voice That Is
!」というアルバムは1964年の録音だが、この時代のアレンジはむしろ斬新だ。オーボエとかマリンバとかを効果的に使っていてかえって新鮮なイメージ。最近はどうしてだかクラシックの楽器が出てくると、編曲がバタ臭くていけない。ファミレスのBGMみたいなアレンジしかできんのか、とがっかりするばかり。
地を這うようなハートマンの低音とウチの真空管、KEFのスピーカーとの抜群の相性を確認し、ビクターの犬と一緒に「フムフム」と悦に入る誰もいない午前1時、、、。彼が「Speak
Low」と唄っても誰も気づかぬ時間帯には、彼に申し訳ない。
アンテナを通常の逆方向に向けて、メジャー局より「くらラジ」を聴いてくれようとする愛すべきリスナー。これからもノンストップで、気に入った「音楽だけ」を流し続けていきます。
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