2005/ 7/ 5
ドライブ
久々登場の「みー」。
コイツは最初の頃からクルマに乗るのは全然OKで、度々カミさんのお店に「お出かけ」している。今日も、我々がクルマで出ようとすると後を追ってきて「ニャー」と言う。「乗ってくか?」と訊くと、うなずいて(?) ヒョイっと乗り込んでは指定席のダッシュボードに居座った。既に慣れたもんだ。カミさんの店までの短いドライブだが、周りの景色の変化に動じることもなく「ちゃんと前見て安全運転しろよ」と我々を睨んでいる。
カミさんの店に居ても相変わらずのマイペース。見知らぬ人たちに撫でられたりちょっかい出されても、すぐに「くつろぎモード」に突入し、例の格好で寝まくる。ふてぶてしいのか脳天気なのかバカなのか、、、ボクはオマエのそんなところが愛おしい。
2005/ 7/ 6
Natifへの道 26
7/20のオープンに向けて、着々と完成が近づいている、と言いたい所だが、先日来の梅雨の戻りに悩まされていて、残すところは外回り、と言い続けてもう数日経ってしまっている。天候に左右されるのは、外回りの施工の宿命だが、天気予報をチェックしては空を見上げ、一喜一憂の時間帯が続く。
内部は、皆さんがお越しになって驚いて頂くために細部まで見せられないが、照明器具が取り付けられ「らしさ」が、イメージから現実の姿となって現れてきた。今までは図面と照らし合わせながら、半ば空想の世界で語り合っていたのが、一気に生々しく目の前に現れると、ズバリ「ダメっ!」とダメ出しの個所も多くなる。実は店造り家造りは、ある意味ここからが重要ではないか、、、。「こんなハズじゃない」「ええっ?こんな風なの?」という不本意な個所が幾つも出てくる。作り手のプロがいくら事前に言葉を尽くして説明していても、伝わらないイメージもある。施主には、目の前に見せられないと判断できないことも多い。新生ナティフは、いよいよそういう重要な「ツメ」の数日に入っている。ツメを誤らないように祈りたい。
2005/ 7/ 7
Natifへの道 27
「井戸を掘る」
現在建設中のこの敷地には、以前から井戸が掘ってあり、地下水を有効利用していたらしい。当然新築してからも変わらず地下水を上手く使うつもりで旧宅を取り壊す際、井戸水の配管は残したつもりだったが、暫くぶりに吸い上げてみると全く水が上がって来ない。解体の時に何かが原因で水の道が閉ざされてしまったのか、、、。今回の設計では既に地下水をかなり取り回す算段を立てているため、この際新たに井戸を掘ることになった。「打ち込み」と呼ばれる工法は、実にそのまんまで、管を水の層まで打ち込んでいくやり方。鉄の重りをロープで釣り上げては管を打ち付けるその様子はとても原始的だ。地質調査では、ここらは5m位までは砂地で、そこで岩盤にあたり、その下に脈々と流れる川があるという。まさに正しく、7、8mのところで呼び水を送り込み、昔懐かしいガッチャンポンプで吸い上げてみる。写真の状態の後「ゴボゴボっっ」と砂の混じった水が大量に噴き出した。それからはエンジンポンプに変えどんどん吸い上げる。だくだくと出る。大当たりっ!数日吸い上げ、砂が混じらなくなったらOK。冬の消雪や植木の水やりなど、活躍してくれることだろう。
2005/ 7/ 8
Natifへの道 28
何もなかった店内に、家具や美容機器、イスやシャンプー台などが一気に搬入。鏡とセット用の椅子が付いたら「ようやく」美容院らしくなってきた。それまでは、一体「ここは何屋なんだろう?」と、いつでもレストランにでも転換できそうな雰囲気だったが、これでしばらくは(笑)美容院ということだ。一度見て頂ければわかるが、セット台が3つの美容院にしては(と言ったら失礼ではあるが)、有り余る程の物凄い空間であり、美容院という機能以外に「何か」可能性を感じるに余りある。もともと「サロン」という意味は、客室とか談話室、社交的集会を示す言葉で、サルーンも同じ。まあ、昔からご婦人達の聖域であり、ゴシップの宝庫?いやいや情報交換の場所と言った方が正しい(笑)。
通りから少し小径を入ったら、「日常から離れてホッと癒され」「綺麗に変身出来て」「きっちり気分転換できる」、、、そんな、プチ「生まれ変わり」をサポートするのが新生「ナティフ」のコンセプト。新しいスタイルのサルーンへの道もあと僅か、、、。
2005/ 7/ 9
ダみー登場
コイツは本当に「みー」なのか、、、?
午後店の準備をしていたら、外を「みー」が歩いていた。、、、待てよ、あいつ外に出てたっけ、、、?さほど気にもせず部屋に上がると、クーラーの効いた他人のベッドの上で大の字になっている。えっ?じゃあさっきのはヤツじゃないのか、、、。そっくりだったぞ、、、。以前、カミさんも言っていたが、どうも普段の「みー」と様子が違うヤツにエサをやった、と、、、。実はコイツか、、、。「みー」ならぬ「ダみー」。それにしても背格好といい雰囲気と言い「みー」そのものだった。兄弟なのか、それともあれが本物の「チャコ」なのか、、、。
この寝相は間違いなく「みー」だが、、、。今後の「ダみー」情報にご注目。
2005/ 7/10
パパになる?
成長著しい「みー」だが、ついにパパになる日も近い?
カミさんが、彼女である(?)白ネコとのデート現場を目撃。すると、スリムだった白ネコのお腹がボッテリしていたと言うのだ。やるねぇ、、、。確かにヤツの子かどうかは、疑問が残るところではあるが、ネコの世界の下半身事情までは人間には及びもつかないところではある、、、。ネコにも、それぞれ好きな「タイプ」があるのか、、、それはどう判断するのか、、可愛いとか、痩せてるとか、、年増にダマされるとか、、すぐに人間の世界に置き換えて考えてしまうが、取りあえず、ちっこい「オトコの証」はきっちり役目を果たしたというコトだね。
主人は、ヤツに先を越されて、ちょっと悔しい感じ、、、(笑)。
2005/ 7/11
リアシャンプー in KOBE
新しいナティフに設置されたシャンプー台は「リアシャンプー」と言って、お客さんの真後から頭を洗う方法のものらしい。洗われる方は意識したことないが、以前までの主流は「サイドシャンプー」で、真横から洗うスタイル。新しいシャンプー台は既に搬入されて試運転も出来る状態だが、方法が違えば如何にプロでも、レッスンを受けなければすぐには転換出来ない。レッスンのため、みんなで神戸まで出かけた。(ボクはただのお供だが) 
素人は、たかが「横」から「後」になっただけだろう、と思うが、これがなかなか大変のようだ。マニュアルに従ってインストラクターが的確に教えてくれるのだが、プロ3人とも悪戦苦闘、、、。「今までのサイドシャンプーは全く忘れて下さいね」と教えるインストラクターの彼女は何と19歳。この道60年にもなろうかという大御所に「、、、忘れて下さい」とは見上げた度胸だが(笑) 常に挑戦し続ける、お母さんのプロ魂が負けるハズはない。ボクはモデルで2回もシャンプーしてもらったが、される方は断然「気持ちいい」。頭を背後からガバっとつかまれてマッサージされる感覚は、単に洗髪してもらう以外の、新しい「癒し」がある。
2005/ 7/12
Natifへの道 29
新生ナティフへの道程も、どうにか完成前夜を迎えた。ご存知のように、ラストは梅雨空に悩まされ続けたが格好がつき、前面のテラスもついに最終形を現した。5月初めに着工となった「新生ナティフ」だが、時間的には高々2ヶ月余り、、、。2ヶ月という短い時間に集約された様々なプロのワザ、そして日々のドラマ、、、。もの創りのすばらしさを感じる。
給排水の配管、電気の配管、そして基礎工事、、、棟上げ、屋根仕舞い、床、壁、細部の木工事、設備、電気の施工、左官、塗装、防水、、、。流れにそって思い出すといろいろな場面がよみがえる。そして関わって頂いたいろいろな顔もよみがえる。
生まれ変わる、その名の通り「ナティフ」。明日新しい「看板」が上がり、新たな歴史が刻まれる。いよいよ完成を迎える。
グランドオープンは予告どおり7/20。
2005/ 7/13
Natifへの道 30
控えめながら、アイアンワークのサインがついた。アイアンワークは、ヨーロッパなどでは、門扉や塀などが有名だが、こういう看板も味がある。ロートアイアンという鉄を加工。ロートアイアン(Wrought Iron) は日本語では「鍛鉄」とか「錬鉄」と訳される。鉄は酸化して錆びるのが弱点だが、鍛鉄は鉄を火であぶり、叩くことによって酸化の原因である炭素を極力飛ばした物で、まさに「鍛えた鉄」というワケだ。ヨーロッパのアイアンワークが何百年も朽ち果てることなく姿を保っていることに、歴史に裏打ちされた製法の素晴らしさを感じる。
ウチの地域では、金属物はとにかくひたすら「塩害」との戦い。ステンレスでさえすぐに錆びる。このロートアイアンのアイアンワークがこの先何年その役目を果たすのか、これも一つの挑戦であり、老練な(?)主人の職人生命との競い合いでもある。
2005/ 7/14
祭りも近いと、、、
「祭りも近いと汽笛は呼ぶが、、、」とは、五木ひろしの唄の文句だが、我が地区の夏祭りは、本来7月13〜14日だ。大きな御神輿を山の上の神社から下ろして一泊させ、翌日また担いで神社に戻すのが夏祭りのメインイベント。しかし年々御輿を担ぐ人数が減って、近年、人数を少しでも確保するため、日程を土日に変更して行われるようになった。横浜にいる頃は、それこそ五木ひろしのように「ふるさと」を思うばかりだったが、故郷に定住すると、悠久の昔から永々と伝承される祭礼を生活の一部に感じ、自分たちも自ずと祭礼を担う一部であることを痛感するようになる。
夏祭りの御輿に向けて、我が同級生が「棒先会」なるものを立ち上げ、先日決起集会をした。ボクも発起人のハシクレ。棒先とは「ぼうばな」と呼び、御輿を担ぐ棒の要所を受け持つ人たちのこと。人員不足を少しでも解消し、「祭りだぁ〜っ」とモチベーションを上げていくのが目的。さて、本番は如何に、、、?。
(我が鎮守「八坂神社」に関しては11/23の日記を参照のこと)


<<前の10件  次の10件>>

バックナンバー一覧
Microsoft Internet Explorer でご覧下さい。(Windows版の場合「文字のサイズ」を「中(M)」に設定)
他のブラウザですと上手くご覧頂けないことがあります。悪しからず、、、。

Homeへ戻る