2005/ 9/13
BOSSじゃん!
佐平治の蔵の手前、ガレージ横のスペースに自販機が設置された。違和感なくスッポリと収まってちょっとビックリ。
今回の設置はスペース利活用のために、こちらからお願いしたもので、自販機の色やデザイン、商品のラインナップもトータルに検討した結果「サントリー」に決めた。ペプシコーラは現在ではサントリーが販売権を得て製造、販売しているらしい。しかし自販機では「ペプシコーラ」はなく「ペプシツイスト」しか入っていない。コーラに少しだけレモン果汁を加えたペフシツイストが、元祖「コーラ」より売れているからにほかならない。他には「BOSS」はもちろん「ダカラ」「伊右衛門」「CCレモン」に加え「デカビタC」が入っているのが笑える。

おうっ「みー」登場。オマエも飲むか?
2005/ 9/14
トリオ KT−990
オーディオメーカー「ケンウッド」は昔は「トリオ」と名乗っていた。詳しくは「トリオ」の海外向けブランド名が「KENWOOD」で、後に統一されたと言うワケだが、もともとが業務用通信機メーカーなので、オーディオチューナーには定評があった。今では、周波数がどんズバリ「81.8」と表示されるのが当たり前で、複数の局も、ボタン一つで選び出せるようプリセットできるデジタルチューナーしかないが、一昔前、それこそ「トリオ」の時代は、ダイヤルを目盛りに合わせて同調メーターの針を頼りに局を探す「アナログ」チューナーばかりで、デジタルが出回り始めても「アナログの方が音がいい」としばらくは根強い人気を誇った。時代の流れで、FM放送がBGMに成り下がり、超ハイレベルの音質を求めるファンが減って、各社ともチューナーは重要な商品ではなくなった。
ヤフーオークションで「トリオ・TK−990」を2千円で手に入れた。名機と呼ばれたKT−1000の弟分で、かなり以前、一時期使っていたこともあり懐かしい物だ。お店で開店前に「くらラジ」をモニターするくらいだが、何年経っても確かにいい音だ。
2005/ 9/15
40キロ制限
ボクという人間は、過去には飲酒運転だってしたこともあるし、60キロ制限の香住道路を100キロで走ったこともある。立ち小便だってしたことがあるし、道で拾った百円でジュースを買ったこともある。杓子定規な潔癖症ではないが、ただ、自分で善悪の認識はつくし反省もする。他人様の迷惑になることとの分別は心得て生きてるつもりだ。ただ、道で拾った百円でジュースを買うのが、他人の財布からお金を盗むのと同じだと言われると「ごめんなさい」というしかないし、それで警察に通告されたのなら「私が悪うございました」と、あえてお縄を頂戴するほかない。40キロ制限の道を50キロで走ってキップ切られたら「アンラッキー」と心で嘆くが、反論はあえてしない。
良いか悪いか、好きか嫌いかは別として、世の中にはこういう些細な他人の揚げ足をとって「勝ち誇った」ツラをする輩がいる。「オレが六法全書だ」と言わんばかりに、あちこちにクレームをつけ「通報」しまくる輩も存在するのは確かである。そういう人って、社会を暗〜くさせるよね。しかし、余りに度を過ぎると、やってることがストーカー行為と変わらないので、偏執狂の方も程々に、、、。

(P.S)「くらラジ」閉局致しました。
2005/ 9/16
Natifへの道 38
「くらラジ」閉局に関して、たくさんの皆様から反響を頂き恐縮しております。そのことに関しては、改めてお話し致します。

さて、新築工事。先日のカミさんの「ぶち切れ」の効果があったのか、急に職人さんの数も増え何とか完成に向け、動きが見えた。外壁の仕上げ塗りがいよいよ始まり、気にしていた色がイメージ通りで「施主」の笑顔が少し復活。ナニしろ、カベが仕上がらなけりゃ「足場」が取れない。足場が取れなきゃずーっと「現場」のままだ。ホントにあと一週間で現場を脱出して「住居」になるのか、まだまだ先は見えてきていない感じだ。何で、ここに来てバタバタとしているのか、、、だったら、もっと前からバタバタしろよ、自分の仕事に愛着や愛情を感じねぇのかよ、最後まできっちり面倒見ろよっ!と怒鳴り散らしたいが、そこはグッと我慢して、ラスト一週を「静かに」見守りたい。
2005/ 9/17
ミニFMに関する一考察 1
この写真は「くらラジ」ではない(笑)。有名な某ミニFM局のスタジオ機材。音響機材は殆どが業務用で本格的。最近地域に増えてきたプロのFM局(コミュニケーションFM・・・豊岡のFMジャングル等)顔負けのシステム。ミニFMは無免許なので一定の基準を越えない出力で電波を出さなければならないので「送信機」だけがプロと違うだけで、こういう本格派のミニFMは未だに全国に存在する。
「未だに」と書いたのは、ミニFMブームというのがあって、80年代前半、かなりの数のミニ局が出現した。それはプロのFM局自体が少なかったことが背景にあり、多くの人が、好きな音楽、聴きたい音楽を流す「オリジナル局」を目指したからだろう。その後、プロのFM局開局の規制が緩和されFM局が多局化して「ミニFM」という単語すら、既に死語に近くなった。ボクは以前住んでいた東京の府中でミニFM「ESP」を開局し、殆ど毎日夜中1〜2時間の生放送をした時期がある。電話リクエストや電話イントロ当てクイズ、公開録音などもやって盛り上がったことも、、、。
(つづく)
2005/ 9/18
ミニFMに関する一考察 2
東京・府中「FM studio ESP」時代の写真が一枚だけ残っている。ガレージを借りて公開録音をしたときの模様。まだCDは無く、音源はレコード。レンタル屋に通い詰め、カセットに録りためていた日々が懐かしい。写真に写っているレコードジャケットは「ロスアンジェルスオリンピック」の公式音楽アルバム。年代がバレるよね。
この時代の送信機は自作品。ブームと言うこともあって、数々自作を勧める本や製作記事があって、それを手本に作った。もともと送信出力の基準値というのは「ミニFM局」にはコレ、と決まっているワケではない。「ワイヤレスマイク程度の出力は許される」という法律のスキをついた発想から生まれたのが始まり。法律の許容値は送信アンテナから3m離れたところで、電界強度が500μV/m。よく解らないが、だいたいポケットラジオで100〜200m程度受信できる程度。高利得のアンテナを立て高感度のチューナーを使えば、状況にもよるが2、3キロが限界という感じ。「くらラジ」の送信機は、始めた頃は自作に近い物だったが、途中で某有名ミニFM局が設計・製作したものを購入しグレードアップした。この送信機を使っているミニ局は全国でもかなりの数で、定評のある製品と言える。では、何故「くらラジ」だけが閉局に追い込まれたのか、、、。
(つづく)
2005/ 9/19
ミニFMに関する一考察 3
その「定評のある」送信機の送信出力は、法律の許容値から見ると大きい。「遙かに大きい」とは言い難いが、市販のワイヤレスマイクよりは強い電波が出る。杓子定規に測定されると「アウト」と判定されても仕方ないだろう。一概には言えないが、今世の中に存在するミニFM局の殆どが「アウト」の宣告を受けてもしかるべきだろう。では何故摘発されないのか、、、。不思議と言えば不思議だ。幾つか理由を考えるが、例えば「原付バイクが5、60キロで走っている」程度の認識で、ある程度お目こぼしがある。その上、地域にかなり認知を受け、地域の人々に愛されている手前、その程度の基準値オーバーなら「堅いこと言わない」という柔軟な姿勢をとっている。電波障害などの実害や苦情が無い限り積極的に摘発に乗り出すことはない。そんなことよりももっと取り締まるべき重大な事項があり、いちいち手が回らない。等々が考えられる。どれも当たらずとも遠からずだと思うが「ある人」から見れば、どれも「役所の職務怠慢」と揶揄されても反論はできないだろう。
さて、数日前の話題に話を戻そう。
世の中には「オレが六法全書だ」と言わんばかりに、他人の揚げ足をとる人がいる。その人が役所に通報して「職務怠慢」をなじった場合、、、。
(つづく)
2005/ 9/20
ミニFMに関する一考察 4
昨年8月某日、店に電話がかかってきた。「総務省近畿総合通信局のものですが、くらラジというミニFMをなさっていますよね」、、、そして、3人の職員と会った。ボクは開口一番「誰かの通報でしょ?」と訊いた。確固たる確信があったからだ。「いや違います」「じゃあ、何故"くらラジ"と言う名前を知っているんですか?アナウンスはしていませんよ」「インターネットのホームページで調べました」「ほ〜お、インターネットで、たまたま調べあてて、わざわざこんなクソ田舎まで、大人が3人も、大阪から、、、よっぽとヒマなんですねぇ、ご苦労様なことですなぁ」云々、、、。結局は電波が少し強すぎる、弱めるか停止するよう注意を受け、後日「厳重注意」の処分が届いた。
電波の強さを弱くして、続けていたが、一年経ち、先日また3人やってきた。1人は昨年と同じだ。「まだやっておられますね、今回も電波の値が基準より強い。2度目となると極めて悪質としか言いようがありません。覚悟してください。」「また通報でしょ!前回通報じゃないと言ったけど、結局通報だったじゃないの、知ってんだよ、何ウソ言ってんのよ」「はい」「今回もでしょ、誰が通報したかも全部きっちりわかってんだよ」「それはノーコメントです」
(つづく)
2005/ 9/21
ミニFMに関する一考察 5 「マッチポンプマンの勝利」
「しっかし、あんたらももっとマシなこと取り締まったらどうなのよ、音楽しか流してない、こんなクソ田舎のちんけなミニFM目の敵にしてないでさぁ」「やってますよ。トラックの違法無線とか、、、。まあ、お気持ちはわかりますが規則は規則ですから」「いやいや、罰は甘んじて受けますよ、でも同じ機械使ってる東京の方のミニ局はどうなんのよ、調べてよ」「関東のことは知らないよ」「おいおい、そりぁないでしょー」「アンタ、この次は警察行きだよ?ご近所の目もあるでしょ」「なんだそりゃ、おいアンタ、脅してんのかよ」「まあまあ、とにかく、悪質ということで行政処分が下りますのでご了解下さい」
即座に電波を止めるよう言われ、従う。
実は、一年前、通信局が来る少し前に、ボクに「親切にも」アドバイスに来た人物がいた。一応知り合いでもあり、先輩でもある人。
「陰で違法だと言っている人がいる。通報されたらおしまいだから気をつけなよ、オレは仲間を売るようなマネはしないから、、、。」
そう、皆様、既にお解りのとおり、彼こそが「偽善者」。きっちりカゲで、執拗なまでに通報を続けていた人物である。実に見事なマッチポンプ、、、。
これまで「くらラジ」を愛聴して頂きました皆様、また「くらラジ」を聴くために、アンテナなどの機材をわざわざ購入して頂きました皆様、本当にありがとうございました。反響の多さにちょっとビックリしています。また、何らかのカタチで「くらラジ」は復活しますので、その際はよろしくお願い申し上げます。
2005/ 9/22
Natifへの道 39
急ピッチで外壁の仕上げ塗りが終わった。取りあえずホッとひと安心だ。これでようやく「足場」が取れる。足場が取れずに停滞している仕事はいっぱいあるので、これで一気に前進するハズだ。ココまでが長かった、、、。長すぎた。左官屋さんが4人並んで、カベを塗っている風景は、壮観というよりは、今までの停滞した欲求不満を解消するには当然なパフォーマンスだろう。
内装はほぼ完成しているが、玄関周りの土間や、外構工事はまだまだで、取りあえず、電気が来て水道が来て、カギがかかれば、、、というバタバタの引っ越しになるのはもう明らかだ。お母さんには、バッチリ完成して、スッキリ入居、して頂きたかったがその望みは絶たれた。残念至極。
引っ越しまで、あと3日である。


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